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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第9回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第9回のお題は「ITを志す学生たちにIT部門やSIerへの就職を勧められる?」。お題に答えるトップバッターは、大手建設会社の元CIO(最高情報責任者)の木内里美氏だ。システムインテグレーションもまともにできない企業をSIerと呼ぶのに抵抗を感じる木内氏は、自己目的がなくSIerを志望する若者が多いことに驚き、彼らを一喝する。(編集部)

木内 里美(きうち さとみ)
SANTA 会長
木内 里美(きうち さとみ) 1969年に大成建設入社。土木設計部で海洋設計に従事した後、土木設計部システム技術室で部門LANの構築に携わり、1995年に土木情報技術部部長。2001年に情報企画部長、2001年に社長室情報企画部長、2005年に理事 情報企画部長 兼 大成情報システム代表取締役社長。2008年に大成ロテック常勤監査役。2012年にオランを設立し代表取締役に就任。2017年にSANTAを設立し会長に就任。2019年から高知県北川村政策参与。
【質問1】就活生に人気のSIerだが、人月商売に働きがいはあるか
【回答】人月でしか見積もれない体質の企業に就職して働きがいを持てるのか
【質問2】不人気部署のIT部門、あえて志す価値はあるのか
【回答】 ITを学んだ学生でビジネスに関心があるなら、事業会社のIT部門は面白い
【質問3】起業、海外での就職……デジタル時代に若者は何を目指すべき
【回答】大学や大学院ではITの実務教育を受けられない、就職の前に海外留学を勧める

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