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 スタート以来、日経 xTECHの名物コラムとなった「テクノ大喜利、ITの陣」。今回はその第9回だ。毎回、複数の識者に共通のお題(質問)を投げかけ、識者にはそれに答える形で論陣を張ってもらう。お題は日本企業のIT利活用の問題点やIT業界の構造問題、そして世間の耳目を集めたIT絡みの事件などだ。

 第9回のお題は「ITを志す学生たちにIT部門やSIerへの就職を勧められる?」。お題に答える2番手は野村総合研究所やCSK(現SCSK)、ミスミグループなどの役員を歴任した有賀貞一氏だ。有賀氏は歯にきぬ着せぬ毒舌で定評がある。今回もSIerを「エセSIer」と斬り捨て、技術者には「生涯で10億円の稼ぎを目指せ。カネはあっても困らない」と挑発する。(編集部)

有賀 貞一(あるが ていいち)
AITコンサルティング 代表取締役
有賀 貞一(あるが ていいち) 1970年に野村コンピュータシステム(現・野村総合研究所)入社、ニューヨーク駐在事務所長などを経て、1994年に常務取締役。1997年にCSK(現SCSK)入社、専務取締役に就任。金融システム事業本部長など歴任し、2005年にCSKホールディング代表取締役。2008年にミスミグループ本社代表取締役副社長。2011年に AITコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。現在、中央電力やアイリッジの取締役などを兼務。
【質問1】就活生に人気のSIerだが、人月商売に働きがいはあるか
【回答】人月商売をしている企業はSIerとは別物、エセSIerへの就職は勧められない
【質問2】不人気部署のIT部門、あえて志す価値はあるのか
【回答】自社で内製化しアジャイルでビジネスの仕組み作りに動けるIT部門なら行く価値はある
【質問3】起業、海外での就職…デジタル時代に若者は何を目指すべき
【回答】自分をできるだけ高く売れ、そのために何を身につければよいかよく考えよ

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