第2位:ZenFone Max Pro(M2)
通勤途中にゲームを楽しんだり、SNS(交流サイト)をチェックしたりするなど、一瞬たりともスマホを手放せないヘビーユーザーにお薦めしたいのが、2019年3月15日に発売された「ZenFone Max Pro(M2)」だ。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続23時間のWebブラウジング、31時間の連続通話を実現している。
バッテリーが持つだけでなく、基本性能もミドルクラスとして十分なスペックを備えている。ディスプレーは6.3インチで、解像度は2280×1080ドット。CPUにはSnapdragon 660(1.95GHz、8コア)を採用し、メインメモリー(RAM)は4Gバイト。筆者が1週間ほど使った印象では、動作性はハイエンドモデルと比べても遜色がなく、ミドルレンジの中の上位モデルと捉えていいだろう。
アウトカメラは1200万画素+500万画素で、背景をぼかしたポートレート撮影が可能。さらにAIで13の被写体・シーンを認識する機能も備えている。3万円台のスマホとしては十分な画質で撮影できた。
2枚のnanoSIMと1枚のmicroSDを同時にセットできるトリプルスロットを搭載し、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。背面パネルの質感もリッチで、長く愛着を持って使い続けられそうな印象だ。
なお、このZenFone Max Pro(M2)は、発売直後に、販売された端末が公表された対応周波数と異なることが指摘され、一時期販売を中止していたが、2019年4月27日から本来のスペックの端末で販売が再開されている。