
日経BPが2019年7月に開催したIT関連イベント「IT Japan 2019」の基調講演から、先進3社のトップが語った各社のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みをお届けする。
日経BPが2019年7月に開催したIT関連イベント「IT Japan 2019」の基調講演から、先進3社のトップが語った各社のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みをお届けする。
ANAホールディングス 社長 片野坂真哉 氏
売上高2兆円、国内最大の航空会社になったANAグループ。しかし、さまざまな業界でディスラプションが起こる今、航空業界も安泰ではないとANAホールディングスの片野坂真哉社長は警鐘を鳴らす。
ANAホールディングス 社長 片野坂真哉 氏
ヘリコプター2機で創業したANAグループは、今や売上高2兆円を超える国内最大の航空会社となった。しかしこれまで順風満帆だったわけではない。1980年代に進出した国際線は赤字続きだった。それでもグループに根付く挑戦の風土や、ITによるサービスや働き方の変革を続け、高収益事業へと変貌を遂げた。
ロイヤルホールディングス 会長 菊地唯夫 氏
ロイヤルホストは市場規模を縮小することでサービスの付加価値を上げ、売り上げを伸ばした。ただ、縮小を続けていては未来はない。そこで鍵を握るのがテクノロジーだ。先端技術を駆使して生産性の向上と働き方改革を同時に追求する店舗「GATHERING TABLE PANTRY」など、実験を続ける中で見えてきた…
ロイヤルホールディングス 会長 菊地唯夫 氏
日本の人口減少と世界の人口増加を背景に外食産業は変革の時を迎えている。求められるのは働き方改革と生産性の向上の両立だ。ロイヤルホールディングスの菊地唯夫会長はテクノロジーがその鍵を握ると説く。同社が24時間営業の中止や、キャッシュレスやロボットなど先進技術の導入に取り組み続ける理由とは。
日本瓦斯(ニチガス) 社長 和田眞治 氏
最先端ITを駆使したデジタルトランスフォーメーション(DX)をかけ声倒れに終わらせず、実践するにはどうすべきか。PoC(概念実証)にとどまる企業が少なくないなか、日本瓦斯(ニチガス)はガス事業の変革を続けてきた。和田眞治社長が説く、DX実践の6カ条とは。
日本瓦斯(ニチガス) 社長 和田眞治 氏
ブロックチェーンにAI、エストニアの電子政府が使うデータ連携システム。日本瓦斯(ニチガス)は先端IT企業も顔負けの最新技術を駆使してデジタルトランスフォーメーション(DX)に挑む。同社を率いるエネルギー業界の風雲児、和田眞治社長がDXの真髄を語り尽くした。