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 次の図がX-Roadとブロックチェーンを商用に実装した日本初のケースです。実装に際しては、この領域のトップランナーであるPlanetway Japanの協力を得ました。同社のデータ連携システム「PlanetCross」を使い、分散データ基盤を一元化したデータ交換基盤へと改造することに成功しました。様々な事業者のシステムをシームレスに相互運用できるようにしたほか、データ改ざんや第三者のアクセスを抑制してデータの安全性を高度に担保できました。

コールセンターの一元化の概要
コールセンターの一元化の概要
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 一元化したコールセンターによって、消費者は要件ごとに異なる窓口に問い合わせる必要がなくなります。電力は電力、動画配信は動画配信、ガスはガス、水道は水道という問い合わせ先が違う消費者ストレスから解放され、レスポンスの良いコールセンターのサービスを提供できます。

 コールセンターの検索の煩雑さも解消しました。これまで営業担当者が現場で確認し得なかった営業データを、リアルタイムにスマホ上で確認したり運用したりできるようにしました。検索履歴やデータコピーは全て自動的に監視されます。営業担当者の業務の大半は現場のスマホ上で完結します。上司や関係者へのホウレンソウ(報告、連絡、相談)はスマホ上から自動的に実行され、事務所業務を大幅に削減できます。

 お客様向けにはスマホアプリ「マイニチガス」を提供しています。お客様が知りたい情報の大半を、今後はスマホで確認できるようになります。コールセンターに問い合わせて確認する必要があったデータを、スマホでリアルタイムに可視化します。

 将来は独り住まいの高齢者のご利用状況データを、離れて暮らすご家族のスマホにリアルタイムに配信するといった家族間の見守りサービスに発展させることを予定しています。

「マイニチガス」の概要
「マイニチガス」の概要
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