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 正解は(1)シーケンス番号です。

 シーケンス番号は、TCPパケットのヘッダーに含まれています。シーケンス番号と、同じくヘッダーに含まれる「確認応答番号」を使って、データの送信状況を把握します。転送するデータをバイト単位でカウントし、番号とバイト数から算出した値を連絡し合うことで、データがどこまで届いたのかが分かるようにしているのです。

シーケンス番号と確認応答番号を使って確実に転送する。送信側は確認応答番号を受け取ることで相手に届いたことを確認。受信側から返事が届かないときは、直前に受け取った確認応答番号から相手に届いていないデータを推測し、再送する
シーケンス番号と確認応答番号を使って確実に転送する。送信側は確認応答番号を受け取ることで相手に届いたことを確認。受信側から返事が届かないときは、直前に受け取った確認応答番号から相手に届いていないデータを推測し、再送する
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 シーケンス番号は、受信側がパケットの順番をそろえるのにも利用されます。順番が入れ替わって届いても、シーケンス番号順に並べ替えれば元のデータが正確に再現できます。

 TCPにおけるパケットの消失検知と再送の仕組みは、以下の講座で詳しく解説しています。