
川又Dが行く!建築デジカツ最前線
目次
-
AIは秋でも「冷房」の指示出す、在宅で人少ないオフィスの空調制御で消費エネ半減
在宅勤務の浸透で人が少なくなるオフィスの温度管理に、大量の空調機が稼働するデータセンターで培ったAI制御を持ち込んで省エネに成功した事例が現れた。東京建物とTOKAIコミュニケーションズ、内田洋行が協業し、オフィスの実環境で検証を続けている。
-
デジタルゼネコンは日常業務こそDX、清水建設がRPAロボで間接業務15%自動化計画
清水建設は2020年に「デジタルゼネコン」を宣言した。フロントランナーとして、日常業務のデジタル化に挑む。RPAを全社展開し、21年度中にも間接業務の15%を自動化する方針を打ち出した。
-
BIMから施工図抽出、Teamsや電子野帳を併用する「はんこレス」な大林組のDX現場
大林組が2020年度に運用を始めた「次世代型生産設計図(施工用図面)」とはどんなもので、どう使われているのか。建設現場に確かめに行った。そこはBIMビューワーとビジネスチャット、デジタル野帳を使い倒している建設DXの最前線だった。
-
テレワークでBIMがサクサク動く?東急建設がほれた仮想グラフィックス処理
テレワークでBIMを快適に利用するには、どうすればよいか。東急建設が選択したのは、ネット経由で使う「仮想GPU」と「VDI(仮想デスクトップ環境)」という3Dデータを高速にグラフィックス処理できるインフラの採用でした。
-
湾岸高級マンションの“とがった王冠”、長谷工がBIMからパネル分割して一発施工
東京ポートシティ竹芝にある高級賃貸マンションは、屋上の「クラウン(王冠)」がとがっている。BIMモデルを使って庇(ひさし)の表面に張るパネルを複数に分割し、工場で生産。現場ではクラウンの組み付けを一発で仕上げた。屋上まで行って、王冠を間近で見てきた。
-
協創空間でトヨタ社員がお出迎え?AGC新研究所の素材開発最前線を写真で追う
AGCが約200億円を投じて建設した新研究開発棟が完成した。棟内にはパートナー企業との協創を加速させる空間を用意。2020年11月に利用を開始したので、見学に行ってきた。
-
鹿島スマート生産のモデル現場はDXショールーム、デジタル事務所や施工ロボ大公開
鹿島が推進する「鹿島スマート生産」の最新現場がメディアに公開された。工事事務所には資機材を管理するデジタルツイン画面や現場のカメラ映像を見られる専用ルームがあり、建設現場では複数の施工ロボットが働いていた。
-
常盤橋・ドバイ万博・歌舞伎町の超高層、ビッグPJ連発な永山祐子氏の新オフィス探訪
今勢いがある建築家の1人である永山祐子氏が、都心で仕事がしやすいようにとオフィスを移転した。多くのビッグプロジェクトを抱える設計事務所を訪問し、プロジェクトの一部をVR(仮想現実)で見せてもらった。
-
BIMとHoloLens 2で建築の完了検査はできる?東急建設と日本ERIの模擬実験に同席
東急建設と日本ERIがBIMデータとMR(複合現実)機「HoloLens 2」を使い、建築の完了検査を想定した模擬実験を行った。その現場に立ち会い、私も体験させてもらった。果たして、完了検査はできるのか。
-
常盤橋工事現場で無線LAN、戸田建設がA棟38階まで単管パイプを「導波管」に
戸田建設は古野電気、PicoCELAと共同で、建設現場で広く無線LANを使えるシステムを開発した。利用場面を見たいと依頼すると、指定された場所は東京駅に近い「常盤橋タワー」の工事現場だった。話題のスポットにいち早く足を踏み入れた。
-
全施工現場2000カ所にカメラ設置へ、大和ハウスが遠隔管理する「心臓部」に潜入
大和ハウス工業の本支社10カ所で、施工現場を遠隔管理する「スマートコントロールセンター」が稼働した。現場のカメラ映像を見られるというので、早速見学させてもらった。同社はこの仕組みを全施工現場を対象に導入する計画だ。
-
隈氏デザインの角川武蔵野ミュージアム、2万枚の石板を誤差プラマイ1mmで張る技
隈研吾氏がデザイン監修した巨大な石の建築「角川武蔵野ミュージアム」。外壁は2万枚の石板で出来ている。誤差がプラスマイナス1mm以下という施工精度の高さは、BIMと職人の技の融合で実現した。
-
石の建築「角川武蔵野ミュージアム」、隈氏のデザインを鹿島はどうやって形にしたのか
埼玉県所沢市に出現した巨大な石の建築「角川武蔵野ミュージアム」。デザイン監修は隈研吾氏だ。設計・施工を担当した鹿島は、複雑な多面体の施設をどうやって形にしたのか。裏側には驚きのデジタル活用があった。
-
清水建設技術研究所の組織「デジタルX」、ロボットが動き回るコロナ禍の建築先取り
清水建設の技術研究所には「デジタルX」という組織がある。ミッションは建物と移動型ロボット、自動運転車を結び付けること。要は、BIMデータに基づいて作製するデジタル地図だ。マップを参照しながら自律移動するロボットに会ってきた。
-
竹芝のスマートビルで1300個のセンサー探し、だがもっと大事なものを見つけた
東京都港区の新街区「東京ポートシティ竹芝」が2020年9月14日に開業した。中核のオフィスタワーは「スマートビル」を標榜する。館内に約1300個あるというセンサーやカメラを探しに行ってきた。すると外で、思わぬ“スマート”な発見があった。
-
世にも奇妙なAGCの白黒ラボ、MRで仮想ガラスの断面の色を実寸観察
AGCの「XRラボ」は、白と黒の奇妙な模様で埋め尽くされている。この風変りな部屋で、ガラスのMR(複合現実)を体験できる。注目すべきは、ガラス板の断面の色だ。
-
透明ガラスは「何色」に見えるのか、AGCの光学シミュレーション駆使したVR体験
AGCはガラスに光が当たるとどう見えるかを体験できるVR(仮想現実)を用意している。建築設計者がVRを見て気に入れば、その場でサンプル品を製作して持ち帰れるようにしており、顧客から好評だ。
-
「DX銘柄2020」に選ばれた鹿島、業界平均の2倍スコアはデジタル格差拡大の予兆か
東証と経産省が定める「DX銘柄2020」に、建設業では鹿島とダイダンが選ばれた。業界平均の2倍のスコアは、デジタル格差の拡大を意味するのだろうか。
-
HoloLens 2かぶり汗だくマンション検査体験、タイルの「浮き」見つける神業に驚嘆
長谷工コーポレーションがマンション外壁のタイル打診検査に、マイクロソフトのMR機「HoloLens 2」を導入した。私は猛暑の中、屋外でのMR体験取材をしてきた。
-
建設業界に近づくドコモを直撃、現場は5Gとクラウドの使い道が多い宝島か
NTTドコモが2020年6月以降、建設業界に急接近している。建築現場向けのサービスを相次いで投入してきた。中でも私が一番気になったのが点群サービスだ。なぜドコモが点群を扱うのか、探りに行った。
日経クロステック Special
What's New!
IT
- 自然言語処理がもたらすビジネス変革とサステナブルなパソコン選び
- 世界中で選ばれるローコード開発基盤とは
- ローコード/ノーコード開発の課題と対策
- 成功/失敗事例から読み解くローコード活用
- セールスフォースが提供するローコード基盤
- ローコード/ノーコード開発≫国内の動向は
- DXにおいて重要な3つのポイントとは
- 内製開発≫業務部門×IT部門の「共創」
- 「ローコード×自動化」が市民開発のカギに
- 【動画解説】DX推進でビジネスを変革
- 少人数のネットワーク管理を効率化するには
- 人的資本投資の現状や課題をLIVEで議論
- RPAはAIと統合!企業環境の自動化とは
- 顧客のDX加速に貢献するAWS
- 紙文書は電子化が必須!生産性向上の秘訣
- MAツールを活用し新規事業のDXを推進
- PPAPなどセキュリティー課題一発解決!
- コンテンツ配信の高度な機能を一括提供!
- Slackに社内外の情報を集約する効果
- 経営に生かす人事DXの実現を支援!
- 情報共有に欠かせない「コンテンツ」の活用
- 千代田区が描く「自治体DX」の理想像とは
- 非IT人財を巻き込んだDX戦略の実現法
- 富士通が目指す「心の豊かな」社会とは
- 社会課題を解決するIoTプラットフォーム
- DXで業務効率化は目指すな≫その理由は?
- 今注目すべき「スーパーパワーズ」≫詳細
- サイバー攻撃対策「セキュリティの樽」とは
- 誰ひとり取り残されないデジタル化の要諦
- データの“地産地消”を実現する仕組みとは
- セキュリティ対策≫成長企業の取り組みは?
- 今選ばれる国産クラウド、その新基盤とは
- HCIで統合仮想化基盤に刷新、DXを加速
- 戦略的な「やらない選択」が重要に?
- 世界最高峰カーレース、ホンダ優勝の舞台裏
- 旭化成、サッポロビール≫AI活用最新事例
- 急速に進むエッジコンピューティング
- プログラミング学習にはマウスの高性能PC
- 「レガシー対応」+「DX」両輪を回す極意
- ソニーミュージック事例/顧客データ活用法
- 会社の信頼低下? 脱PPAPを急ぐ理由
- 「2025年の崖」克服に必要なデータ管理
- 画期的な新機能搭載 デルの新ノートPC
- 実はDXは「間違いだらけ」?理由と打開策
- サイロ化したシステムは放置でOK!理由は
- 今見直すべきITソーシング戦略≫要点は?
- テレワーク環境で気軽な雑談を実現する方法
- 「AI」で脱レガシーを加速する方法とは?
- DX投資戦略≫専門家に聞く留意点は?
- 最新事例に学ぶ「データ仮想化」の導入効果