
川又Dが行く!建築デジカツ最前線
目次
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首かけカメラでワンオペを遠隔支援、猛暑のエアコン修理にダイキンが投入した新端末
ダイキン工業が空調設備を点検・修理する担当者をサポートするカメラ端末の運用を開始した。機器を首にかけて設備を撮影し、離れた場所にいるベテラン担当者が映像を見ながら後方支援する。
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熱だまりに負けないガラス大屋根の「三角広場」、日建設計が太陽軌道で空調検証
新宿住友ビルの低層部に完成した「三角広場」は、ガラスの大屋根が特徴だ。見通しはいいが、屋内に差し込む光を調整しなければ暑くて快適に過ごせない。日建設計は徹底した太陽シミュレーションで、日射や空調の制御を綿密に計画した。
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ガラス大屋根「三角広場」の合意形成はVRドームで、日建設計が住友不動産を案内
新宿住友ビルの低層部に完成した、ガラスの大屋根が目を引く「三角広場」。日建設計は事業主体である住友不動産の関係者を連れて、パナソニックの「サイバードーム」に向かった。VR(仮想現実)空間に入り込み、ガラス屋根の完成イメージを共有するためだ。
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狭小空間の「無観客ライブ」にARで奥行きと華やぎ、DAOKOの5G動画配信現場を目撃
新型コロナで打撃を受けた音楽業界で、動画配信が広がっている。「無観客ライブ」をどう盛り上げ、有料化の道を探るのは試行錯誤の連続だ。AR(拡張現実)で狭い空間を広く見せ、同時に華やぎも与える挑戦をするスタジオに潜入した。
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点群と3Dモデルの比較で鉄骨検査、BIMにない樹木データも日影や風速検証に活用
竹中工務店は建築分野での点群活用の一環として、鉄骨の製品検査に適用した。BIMに情報がない植栽の点群データを使った環境シミュレーションにも挑戦し、新境地を切り開く。
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点群で建築の進捗と出来形を管理、竹中工務店が探る「原寸」データの使い道と人材像
竹中工務店が建築分野での点群活用領域を探っている。建設現場に3Dレーザースキャナーを持ち込み、定期的に点群データを収集。「出来形」を自動抽出し、前回との差分から工事の進捗を管理する。
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「マーターポート」の用途拡大、施設休館や3密回避、無観客で3Dウオークスルーが急伸
現実空間をオンラインで疑似体験できるサービスが急拡大している。撮影機材で注目されているのは、3D赤外線レーザーカメラ「マーターポート」。コロナ禍に休館や3密回避を余儀なくされた施設が、マーターポートで撮影した「3Dウオークスルー」に飛びついた。アート界の動きが早い。
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コロナ禍で大注目の3Dカメラ「マーターポート」、新・前川國男邸の立体画像を撮影
コロナ禍に各種オンラインサービスが立ち上がっている。建築空間を疑似体験できるサービス「ARCHI HATCH」は5月、建築家の前川國男の自邸を3Dモデルで公開した。「新・前川國男邸」を3D赤外線レーザーカメラ「マーターポート」で撮影。3D空間を自由に移動し、360度部屋を見回せる。
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ウェザーニューズが気象データ「バラ売り」、在宅中に熱中症との相関分析をしてみた
私は在宅勤務中、消防庁の「オープンデータ」とウェザーニューズが提供を始めた「気象データ」を使い、熱中症患者の搬送件数と相関が高い気象要因を分析してみた。その結果は?
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点群と3Dダンサーを同一空間で合成、32台のカメラ使う「フォトグラメトリー」の驚き
3Dスキャナーで収集した地形の点群データと、32台のカメラを使う「フォトグラメトリー」で生成した3Dダンサーを同一の仮想空間内で合成した最新映像は驚きのリアルさだ。
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「FARO」の点群モデルと手書き竣工図、建築・構造・設備の干渉を「Solibri」で確認
竹中工務店は築35年のマンション改修工事で建物を躯体だけのスケルトン状態にし、3Dスキャナーで点群データを取得して立体モデルを作成した。40年前に手書きされた竣工図モデルと比較し、建築・構造・設備で干渉チェックを実施した。
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マンション改修前に「裸」を3Dスキャン、点群モデルと40年前の手書き図を重ねた
竹中工務店は、築35年の超高級マンションの改修工事で建物の躯体をスケルトン状態にし、3Dレーザースキャナーで点群データを取得。40年前に手書きされた竣工図を基に作成した立体画像と重ね合わせ、違いを探して正確な「現況図」を作成した。
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みんなで犬型ロボ「Spot」を遠隔操作、ライゾマが無人環境を想定した参加型実験
ライゾマティクスがソーシャルディスタンシング時代における人とロボットの関係性を探る公開実験を開催した。私は大勢の参加者と一緒に、犬型ロボ「Spot」を遠隔操作してみた。
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ソーシャルディスタンシング時代の交流空間、ライゾマの遠隔パーティーに参加した
ライゾマティクスが4月に立ち上げたサイト「Staying TOKYO」では、ソーシャルディスタンシング時代における人の交流や対話をする空間の在り方を模索している。私は経験したことがないオンラインパーティーに特別参加した。
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マゼランペンギン飼育数世界一、人工繁殖の「愛の巣」つくった3Dデジタル設計者
マゼランペンギンの飼育数で世界一を誇る施設が日本にある。繁殖を促す「愛の巣」づくりを手掛けたのは建築の設計者だ。成功の裏には、最新の3Dデジタル設計があった。
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3D赤外線スキャンカメラで建物を丸ごと記録、取材先の会議室を撮影してみた
3D赤外線スキャンカメラを使い、建物内部の正確な記録を残す動きが加速している。私は取材先の会議室を撮影させてもらい、立体画像(デジタルツイン)を簡単につくれることを体験してきた。
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BIMで法適合を審査して確認期間半減、清水建設と日本建築センターがシステム試行
設計者が建築確認申請時にBIMデータを書類の代わりに提出し、検査機関がシステムで法適合を審査する。清水建設と検査機関の日本建築センターが申請図書の作成と審査業務の大改革に乗り出した。
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「擬岩業界」の匠の技と3D設計、海底地形を再現した水族館のつくり方
新潟県上越市にある水族館には、日本海の海底地形を再現した大水槽がある。日本設計が水槽内の地形を3Dで設計し、擬岩づくりの達人が形にした。
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「日本海」を模した上越の水族館、日本設計がコンピュテーショナルデザインで再現
新潟県にある「上越市立水族博物館 うみがたり」は、施設の目の前に広がる日本海を1万分の1のスケールで再現した「うみがたり大水槽」が自慢だ。日本設計はコンピュテーショナルデザインを駆使して海底地形や来場者が見る窓、水中トンネルなどをデザインし、施設の設計に生かした。
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渋谷駅周辺ビル結ぶトンネル工事は超難関、東急建設の建築屋と土木屋が3Dで連携
渋谷ストリームには、向かいに立つ渋谷スクランブルスクエアにつながる地下トンネルがある。東急建設はBIMとCIMを融合し、建物とトンネルの工事を同時敢行した。
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