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家庭用UPSで何ができるのか

 家庭向け小型UPSではどのような作業ができるのだろうか。CP550JPを例に見ていこう。

 CP550JPには8口のコンセントがあり、うち4口が「停電時バックアップあり」となっている。UPSとしての機能はここに接続した製品に対して使える。4口あるので、デスクトップPCと液晶ディスプレーの他、NASやルーターなどを接続できる。その他の4口は「バックアップなし」、つまり普通の電源タップだ。

 なお8口とも、雷サージの悪影響を最小限に抑える雷サージ保護機能が付いている。多数の電子機器を使っている場合は便利だろう。

CP550JPの使用時は正しい向きがある。「バックアップあり」のコンセントが付いた側が上にくる向きで設置するよう指定されている
CP550JPの使用時は正しい向きがある。「バックアップあり」のコンセントが付いた側が上にくる向きで設置するよう指定されている
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ソフトウエアで状態監視、自動シャットダウンも

 使い方は通常の電源タップと同様だ。PCと家庭用のコンセントの間にUPSを経由させる形で接続する。

 CP550JPは電源ボタンを押すことで有効になり、最低限の機能は利用できる。家庭用コンセントからの電源供給が途絶えると、CP550JPのバッテリーから代替電力が供給される。

 さらにPCとUPSをUSBケーブルでつなぎ、監視ソフト「PowerPanel Personal Edition」をインストールすると、電源とバッテリー状態のモニタリングが可能になる。接続機器の消費電力(接続容量)やバッテリーの残量などが表示できるようになる他、安全な自動シャットダウン機能などを利用できる。

CP550JPにはPCと接続するためのUSBポートがある
CP550JPにはPCと接続するためのUSBポートがある
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CP550JPの監視ソフト「PowerPanel Personal Edition」。電源の状態、接続機器の消費電力(接続容量)やバッテリーの残量などが監視できる
CP550JPの監視ソフト「PowerPanel Personal Edition」。電源の状態、接続機器の消費電力(接続容量)やバッテリーの残量などが監視できる
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監視ソフトをインストールしたPCをCP550JPにつないでいる状態で家庭用コンセントからプラグを抜くと、CP550JPのバッテリーから電力を供給している旨が通知される
監視ソフトをインストールしたPCをCP550JPにつないでいる状態で家庭用コンセントからプラグを抜くと、CP550JPのバッテリーから電力を供給している旨が通知される
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鈴木 雅暢(すずき まさのぶ)
フリーランスの写真も撮れるライター。旧アスキー、ソフトバンク系列の出版社でIT系雑誌の編集者を経て、2004年にフリーランスとして独立。IT系、特にPCハードウエアの解説記事や製品レビュー、インタビューなどを、雑誌やWebに寄稿している。