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 国内外の最新プロジェクトをチェックできる「建築カレンダー」。2020年2月は、東京都新宿区にあるJR四ツ谷駅前の大規模再開発プロジェクト「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」に注目だ。その他、高知県の複合文化施設「つなーで」や、広島県にある世界遺産・宮島の新しい玄関口となる「厳島港宮島口地区旅客ターミナル(仮称)」については後編で紹介する。

    今月注目の3件
  • 東京・四谷エリア初の超高層タワー(2月から順次開業)
  • 2020年2月から店舗など一部開業した「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」。外堀通りに面する東側外観を2月10日に撮影。全体オープンは夏ごろになる予定だ(写真:日経アーキテクチュア)
    2020年2月から店舗など一部開業した「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」。外堀通りに面する東側外観を2月10日に撮影。全体オープンは夏ごろになる予定だ(写真:日経アーキテクチュア)
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  • 高知県土佐市の「道」をコンセプトにした文化施設(2/22開業予定)
  • 世界遺産・宮島の新しい玄関口、乾久美子氏が設計(2/29開業予定)

東京・四谷エリア初の超高層タワー

CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷、2月から順次開業)

20年2月10日に撮影。まだ建物の内外で工事が続いているが、低層部を貫通する外部通路「パサージュ」など一部は利用できる状況だ。2階のカフェなどは既に開業していた(写真:日経アーキテクチュア)
20年2月10日に撮影。まだ建物の内外で工事が続いているが、低層部を貫通する外部通路「パサージュ」など一部は利用できる状況だ。2階のカフェなどは既に開業していた(写真:日経アーキテクチュア)
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20年2月10日に撮影。三栄通りから見た南側外観。手前に立つのが敷地南西側の住宅棟「ザ・レジデンス四谷アベニュー」だ(写真:日経アーキテクチュア)
20年2月10日に撮影。三栄通りから見た南側外観。手前に立つのが敷地南西側の住宅棟「ザ・レジデンス四谷アベニュー」だ(写真:日経アーキテクチュア)
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空から見たコモレ四谷のイメージ。超高層のオフィス棟ファサードには縦ルーバーを配し、空に溶け込むようなスカイラインをつくる(資料:都市再生機構)
空から見たコモレ四谷のイメージ。超高層のオフィス棟ファサードには縦ルーバーを配し、空に溶け込むようなスカイラインをつくる(資料:都市再生機構)
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 東京都新宿区のJR四ツ谷駅前で、大規模再開発「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が2020年1月31日に竣工した。地下3階・地上30階建てのオフィス棟「YOTSUYA TOWER」は、四谷エリアで初の超高層ビルとなる。

 敷地内にはその他に、商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」や住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」、「ザ・レジデンス四谷ガーデン」、教育施設「四谷グローバル スタディースクエア」などを配置した。2月から一部店舗が開業し、広場の整備が完了する20年夏ごろに街びらきをする予定だ。

 対象地の広さは、約2.4ha。国家公務員宿舎の廃止や、新宿区立四谷第三小学校の閉校によってできた巨大な公有跡地と、隣接する狭小地などを活用して一体的に再開発した。

 06年4月に「四谷駅前地区再開発協議会」が発足。14年3月に都市計画決定し、「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」として進められてきた。施行者は都市再生機構で、日本設計・三菱地所設計共同企業体(JV)が基本設計とデザインディレクション、工事監理を担い、大成建設が実施設計・施工を担当した。

 地上3~7階の教育施設には、日米会話学院などが入る。来街者や周辺住民を対象に生涯学習講座を提供し、産学連携の取り組みなどを行っていくという。地上1~4階の公益施設「四谷クルーセ」には、国際交流基金などが入居する。

 敷地南西側と北東側の2棟には、住宅を計60戸配置する。住宅は従前権利者が住む他に、一部を三菱地所レジデンスと西松建設が共同で分譲する予定だ。

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