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 国内外の最新プロジェクトをピックアップする「建築カレンダー」。前編では大阪市の御堂筋沿いに建つ「オービック御堂筋ビル」を掲載した。後編では、九州でオープンする2件、「九州産業大学 大楠アリーナ2020」(福岡市)、「日本赤十字社 長崎県支部 長崎原爆病院」(長崎市)を紹介する。

    今月注目の3件

    • 九州産業大学に全方向ガラスカーテンウオールの新体育館(2020年4月から一般利用開始予定)
    • 「九州産業大学 大楠アリーナ2020」の完成イメージ。建物四周をガラスカーテンウオールとした(資料:梓設計)
      「九州産業大学 大楠アリーナ2020」の完成イメージ。建物四周をガラスカーテンウオールとした(資料:梓設計)
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    • 新駅舎に直結する「長崎原爆病院」が完成(20年3月から順次使用開始)
    • 「日本赤十字社 長崎県支部 長崎原爆病院」の外観。15階建てで、病床数は合計315床だ(写真:大成建設)
      「日本赤十字社 長崎県支部 長崎原爆病院」の外観。15階建てで、病床数は合計315床だ(写真:大成建設)
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    • <前編>大阪・御堂筋で高さ制限緩和の適用第1号タワーが登場(3/16ホテル部分が開業予定)
      大阪市の御堂筋沿いにオープンした「オービック御堂筋ビル」のイメージ(資料:鹿島)
      大阪市の御堂筋沿いにオープンした「オービック御堂筋ビル」のイメージ(資料:鹿島)
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      九州産業大学に全方向ガラスカーテンウオールの新体育館

      九州産業大学 大楠アリーナ2020(20年4月から一般利用開始予定)

      「九州産業大学 大楠アリーナ2020」の夕景イメージ。列柱を足元からライトアップし、列柱が並木のように浮かび上がるようにした(資料:梓設計)
      「九州産業大学 大楠アリーナ2020」の夕景イメージ。列柱を足元からライトアップし、列柱が並木のように浮かび上がるようにした(資料:梓設計)
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      アリーナの内観イメージ。バスケットボールコート4面を確保できる約3700m2の広さで、5000人規模の式典も開催可能だ(資料:梓設計)
      アリーナの内観イメージ。バスケットボールコート4面を確保できる約3700m2の広さで、5000人規模の式典も開催可能だ(資料:梓設計)
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       九州産業大学の創立60周年を記念し、同大学の新体育館「九州産業大学 大楠アリーナ2020」が完成した。スポーツや式典、イベント、文化活動などに対応可能とした。コンセプトは「大樹アリーナ」。大学のシンボルツリーであるクスノキのように、生命力あふれる大樹の下に人々が集うような、開かれた交流の場をつくる。

       施設内には、バスケットボールコートを4面確保できる約3700m2のアリーナ、約800m2のトレーニングルームを設ける。アリーナは、5000人規模の式典も開催可能だ。そのほか人間科学部スポーツ健康科学科が使用する各種講義室、実験室、実習室なども配置する。

       体育館は、丘陵地である大学キャンパスの頂上、キャンパス将来計画において正門と正対する場所に位置。四周にガラスカーテンウオールを採用したオープンアリーナとし、内部で繰り広げる様々な活動を外部へ発信する。特に、前面道路である国道3号線へ全面的に開かれており、大学の活動を地域へ発信するショーケースの役割を果たす。

       災害時などは一時避難場所として機能する。備蓄倉庫や受水槽、緊急排水槽、マンホールトイレ、かまどベンチなどを設置し、万が一の災害時に備える。

      【建築概要】
      ■所在地:福岡市東区松香台2-3-1
      ■延べ面積:1万7490.32m2
      ■構造:鉄骨造(耐震構造)
      ■階数:地上3階
      ■発注者:中村産業学園
      ■設計者:梓設計
      ■施工者:竹中工務店
      ■竣工時期:2020年2月
      ■オープン日:一般利用開始は2020年4月を予定