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オークラの伝統を引き継ぐ新ホテル

オークラ プレステージタワー/オークラ ヘリテージウイング(9/12開業)

中央の高層棟が「オークラ プレステージタワー」で、その左下に写るのが、「オークラ ヘリテージウイング」(写真:三輪晃久写真研究所)
中央の高層棟が「オークラ プレステージタワー」で、その左下に写るのが、「オークラ ヘリテージウイング」(写真:三輪晃久写真研究所)
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谷口吉生氏が再現したホテルのロビー(写真:日経アーキテクチュア)
谷口吉生氏が再現したホテルのロビー(写真:日経アーキテクチュア)
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 ホテルオークラ東京本館の建て替え計画がいよいよオープンする。跡地に2棟の超高層ビルを建設。敷地内にあった大倉集古館をひき家で位置をずらした。高層棟はホテルのほかオフィスなどが入る「オークラ プレステージタワー」(高さ約188m、地下1階・地上41階建て)で、もう1つがホテル施設に特化した中層棟の「オークラ ヘリテージウイング」(高さ約75m、地下1階・地上17階建て)だ。

 ホテルは、「The Okura Tokyo(ジ・オークラ・トーキョー)」と名付けた。オークラ プレステージタワーの宿泊料は1泊1室2人、7万円から(消費税、宿泊税、サービス料別)となる。新たな建物では、ランタンや木組み格子など、旧本館にあった意匠を随所に引き継いだ。故谷口吉郎氏が設計した旧本館ロビーを、息子の建築家・谷口吉生氏が再現した点も注目だ。

【建築概要】
■所在地:東京都港区虎ノ門2-10-4
■主用途:ホテル、オフィス、店舗、駐車場
■敷地面積:2万442.44m2
■建築面積:1万3262.54m2
■延べ面積:18万905.72m2
■構造:鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造
■階数:地下1階・地上41階(オークラ プレステージタワー)、地下1階・地上17階(オークラ ヘリテージウイング)
■高さ:最高高さ188.60m
■発注者:ホテルオークラ
■設計者:虎ノ門2-10計画設計共同体(大成建設、谷口建築設計研究所、観光企画設計、日本設計、森村設計、NTTファシリティーズ)
■施工者:大成建設
■竣工日:2019年7月31日
■開業日:2019年9月12日