
ゼネコンが研究開発投資を積み増している。ロボティクスやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)のような先端技術を取り入れて工事の生産性を飛躍的に高めたり、将来の「飯のタネ」となり得る新規事業を立ち上げたりするために、大手はベンチャー企業などとのオープンイノベーションに取り組み始めた。主要企業のキーマンに、戦略を聞く。
ゼネコンが研究開発投資を積み増している。ロボティクスやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)のような先端技術を取り入れて工事の生産性を飛躍的に高めたり、将来の「飯のタネ」となり得る新規事業を立ち上げたりするために、大手はベンチャー企業などとのオープンイノベーションに取り組み始めた。主要企業のキーマンに、戦略を聞く。
鹿島技術研究所長の福田孝晴常務執行役員に聞く(後編)
他の大手ゼネコン同様、米シリコンバレーで最新テクノロジーを探索する鹿島。以前から強みを持つシンガポールについても、オープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)の拠点と位置付けている。同社技術研究所の福田孝晴所長に、海外での研究開発について聞いた。
鹿島技術研究所長の福田孝晴常務執行役員に聞く(前編)
重機の自動化や施工管理の効率化などに力を入れる鹿島。研究開発では、建設現場の生産性向上を最重要課題に掲げつつ、新たなサービスの開発にも注力する。ゼネコンは「建てた後」にどんな価値を提供できるのか。同社技術研究所の福田孝晴所長が語った(インタビューは2019年8月に実施)。
大林組の梶田直揮技術本部長と堀井環・経営基盤イノベーション推進部長に聞く(後編)
米シリコンバレーの拠点で、ベンチャー企業などとのオープンイノベーションに力を入れる大林組。スタンフォード大学の人脈や、建設分野を専門とする現地のベンチャー・キャピタル(VC)などを通じて地歩を固めてきた。
大林組の梶田直揮技術本部長と堀井環・経営基盤イノベーション推進部長に聞く(前編)
米シリコンバレーに拠点を設け、国内外で有望なベンチャー企業やテクノロジーを探す大林組。米国での活動は、他のゼネコンに一歩リードしていると自他ともに認める。同社はなぜ、オープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)に力を入れ始めたのか。
大成建設技術センター長の長島一郎執行役員に聞く
建設ロボットの開発や重機の自動化に力を入れる大成建設。中小企業などとのオープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)にも、2017年から本格的に取り組んできた。同社技術センター長の長島一郎執行役員に、これまでの成果と今後の課題について聞いた。
清水建設次世代リサーチセンター所長の平田芳己執行役員に聞く
2015年以降、ベンチャーキャピタル(VC)のファンドへの投資を通じてベンチャー企業とのオープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)に取り組んできた清水建設。ベンチャー投資を担当してきた同社次世代リサーチセンターの平田芳己所長に、今後の展開を聞いた。
竹中工務店技術本部長の村上陸太執行役員に聞く
建築生産のデジタル化と、新事業の創出をテーマに、ベンチャー企業とのオープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)に取り組む竹中工務店。ベンチャー協業の悩みをどのように克服したのか。同社技術本部長の村上陸太執行役員に聞いた。
前田建設工業ICI総合センター長の三島徹也執行役員に聞く(後編)
2019年2月に開所した技術研究所「ICI総合センター ICIラボ」を拠点に、ベンチャー企業などとのオープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)に力を入れる前田建設工業。インタビューの後編では前編に続き、協業の成果や課題、人材育成について、同社ICI総合セ…
前田建設工業ICI総合センター長の三島徹也執行役員に聞く(前編)
社会実装を急ぐために、自前主義はあきらめる――。前田建設工業はベンチャー企業とのオープンイノベーション(社外の技術やアイデアを取り入れてイノベーションを生み出す手法)をいち早く打ち出したゼネコンだ。
好業績を背景に研究開発投資が大幅増、課題はオープンイノベーション
2019年4月19日夕、東京都江東区にある竹中工務店の東京本店に、ベンチャー企業の経営者などが続々と集結していた。「TAKENAKAアクセラレーター」の説明会に参加するためだ。同社の俵谷宗克副社長らはおそろいのTシャツに身を包み、笑顔で参加者を出迎えた。