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 東京の「日本橋高島屋S.C.」本館4階にある「高島屋史料館TOKYO」の展示室で、2020年1月15日から「大阪万博 カレイドスコープ―アストロラマを覗(のぞ)く―」が始まった。この連載(ダブル対談 この建築家がすごい!)で磯達雄氏と70年大阪万博について語り合った橋爪紳也氏(大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所長)が監修を務めた。

企画展のポスター(資料:高島屋史料館TOKYO)
企画展のポスター(資料:高島屋史料館TOKYO)
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 大阪万博で建設された企業パビリオンの1つ、「みどり館」を徹底して深掘りするというニッチな展示内容だ。大阪万博ファンは、万博通の橋爪氏の監修と知って「やっぱりそうか」「さすが橋爪さん!」と納得することだろう。

橋爪紳也(はしづめしんや)氏。大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所長。1960年大阪府生まれ。建築史家。専門は建築史・都市文化論。著書に「倶楽部と日本人」「明治の迷宮都市」「化物屋敷」「祝祭の『帝国』」「日本の遊園地」「飛行機と想像力」「絵はがき100年」「創造するアジア都市」「『水都』大阪物語」など(写真:生田 将人)
橋爪紳也(はしづめしんや)氏。大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所長。1960年大阪府生まれ。建築史家。専門は建築史・都市文化論。著書に「倶楽部と日本人」「明治の迷宮都市」「化物屋敷」「祝祭の『帝国』」「日本の遊園地」「飛行機と想像力」「絵はがき100年」「創造するアジア都市」「『水都』大阪物語」など(写真:生田 将人)

 1970大阪万博から50年の節目に当たる2020年に大阪万博展は分かる。だが、なぜ高島屋で「みどり館」の展示なのか──。橋爪・磯対談のとりまとめを担当し、多少は大阪万博に詳しいと思っていた筆者(宮沢洋)にも全く分からなかった。

展示室の入り口(写真:日経アーキテクチュア)
展示室の入り口(写真:日経アーキテクチュア)
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展示室内。大きな模型のようなものはないが、内容は濃い(写真:日経アーキテクチュア)
展示室内。大きな模型のようなものはないが、内容は濃い(写真:日経アーキテクチュア)
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 「みどり館」は三和銀行(当時)を中心とする企業グループ「みどり会」が共同出資して実現した。高島屋もその1社で、つまりは発注者だった。店舗内装の経験を生かし、パビリオンの施工にも一部協力している。設計・施工を担当した大林組も、みどり会の一員だ。

中央の虹色のドームがみどり館(写真:大林組所蔵)
中央の虹色のドームがみどり館(写真:大林組所蔵)
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