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 深刻な環境問題として注目を集めるプラスチックごみ。2019年6月の20カ国・地域首脳会議(G20)でも主要な議題の1つとなった。買い物袋やストローといった日用品におけるプラスチックの使用削減や、リサイクルの推進に対する意識が急速に高まっている。

 そうした中、環境先進国オランダでは、再生プラスチックを道路整備に活用する取り組みが進んでいる。18年9月と同11月にオランダ国内の2都市で再生プラスチック製の自転車専用道が開通し、実証段階にある。

オランダ・ズボレ市内の再生プラスチックを使った自転車専用道。2018年9月に開通した(写真:KWS)
オランダ・ズボレ市内の再生プラスチックを使った自転車専用道。2018年9月に開通した(写真:KWS)
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 実証中の自転車専用道には、オランダの道路工事会社KWSがプラスチック配管メーカーのWavin(ウェイビン、チェコ)、石油会社のTotal(トタル、フランス)と共同で開発した「プラスチックロード」と呼ぶ箱型のモジュールを採用している。モジュールを構成する材料の約70%を再生プラスチックが占める。KWSによると、幅3m、延長30mの自転車専用道の整備に、プラスチックカップ21万8000個分の再生プラスチックを使用した。

 路面となるモジュールの表層は石片を混ぜた高耐久エポキシ樹脂でコーティングしてある。工場で製作したモジュールをタイルのように組み合わせて敷設するだけで道路が完成する。モジュールは1m2当たり84kgと軽量で、地盤への負荷が小さく、取り換えも容易なのが特徴だ。

再生プラスチック製の箱型のモジュールを敷設して、自転車専用道を整備する様子(写真:KWS)
再生プラスチック製の箱型のモジュールを敷設して、自転車専用道を整備する様子(写真:KWS)
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