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子供のころに誰もが憧れたドラえもんの「ひみつ道具」は、いつの日に、どんな形で現実になるのか。日経コンピュータの創刊1000号を記念し、大胆予測した。AIなどデジタル技術の進化によって、今から3年以内に実現しそうな5つを紹介しよう。今回は「メロディーお玉」について取り上げる。

 「その機能なら、ほぼ実現しつつある」。AI(人工知能)を利用した自動作曲について研究している東京都市大学の大谷紀子教授は、ドラえもんに登場する「メロディーお玉」についてこんな見方を示す。

 メロディーお玉は歌詞をマイクから吹き込むと、自動で曲を作ってくれる道具だ。作詞は得意だが作曲が苦手なジャイアンを助ける役割を果たす。

©藤子プロ・小学館
©藤子プロ・小学館
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 大谷教授が例として挙げるのは東京大学などが開発した自動作曲システム「Orpheus(オルフェウス)」。日本語の歌詞を入力すると、主に詞のイントネーションを分析して自動で作曲し、人工音声で歌う。メロディーお玉と同様に様々な曲調を選べる。

 メロディーお玉では実際におたまじゃくしが動いて五線に並び、メロディーを作る。この部分を除くと、Orpheusに音声認識の機能を追加すれば同じ機能を作れそうだ。音声認識や自然言語処理の精度次第だが、2~3年以内には実用レベルに達するとみられる。

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