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印象変えたY字形橋脚の丸岩大橋

 不動大橋は、堤体から約2.7km上流に架かる橋長590m、最大支間長155mの5径間連続PC複合トラス・エクストラドーズド橋だ。ダム湖の中心付近に架かる。支間長が長いので、八ツ場大橋の桁高が4mなのに対し、不動大橋の桁高は6mもある。

 厚くなった桁に透明感を持たせるため、従来のコンクリートウエブではなく、トラスウエブを採用した。八ツ場大橋と同様、吾妻川の水面から橋面までの高さは100m以上あった。左岸で接続する国道145号が標高の高い位置を通っているので、湛水後も水面から橋面までの高さは35m以上ある。
(関連記事:複合トラスで主桁を軽量化、八ツ場ダムの湖面2号橋八ツ場ダム建設予定地の「不動大橋」が開通

左岸上流から見た不動大橋。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
左岸上流から見た不動大橋。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
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10月13日撮影(写真:大村 拓也)
10月13日撮影(写真:大村 拓也)
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 丸岩大橋は国道145号の付け替え道路として架けられた橋で、橋長442m、最大支間長110mのPC5径間連続Y脚ラーメン箱桁橋だ。橋脚の上部を途中でY字形に分岐させることで、箱桁自体の径間を短くし、桁高を最小2.3mまで抑えた。

 Y字形に分岐した部分が満水時に水面下に沈むので、水位の上下によって橋のイメージが大きく変化する。湛水前の吾妻川の水面から橋面までの高さは75mほど。13日の撮影時点では橋の中央付近で25m程度となっていた。

右岸上流から見た丸岩大橋。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
右岸上流から見た丸岩大橋。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
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10月13日撮影(写真:大村 拓也)
10月13日撮影(写真:大村 拓也)
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右岸の高台から丸岩大橋を見下ろす。写真奥に不動大橋と八ツ場大橋、ダム堤体が見える。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
右岸の高台から丸岩大橋を見下ろす。写真奥に不動大橋と八ツ場大橋、ダム堤体が見える。10月10日撮影(写真:大村 拓也)
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10月13日撮影(写真:大村 拓也)
10月13日撮影(写真:大村 拓也)
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ドローンでパノラマ撮影したダム湖の全景。写真右に丸岩大橋が架かる。10月13日撮影(写真:大村 拓也)
ドローンでパノラマ撮影したダム湖の全景。写真右に丸岩大橋が架かる。10月13日撮影(写真:大村 拓也)
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