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 「5Gを4Gの続編と考えてはいけない。非常に強力なので、全く新しい技術と捉えたほうがいい」――。米携帯大手ベライゾン(Verizon)のタミ・アーウィンエグゼクティブバイスプレジデントは2019年10月23日(現地時間)、MWCロスでこう強調した。同社は2019年4月から米国内で5Gサービスを展開している。

米携帯大手ベライゾン(Verizon)のタミ・アーウィンエグゼクティブバイスプレジデント
米携帯大手ベライゾン(Verizon)のタミ・アーウィンエグゼクティブバイスプレジデント
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 アーウィン氏は冒頭の発言の理由として、「4番目の産業革命と呼ばれるウエアラブルデバイスによるAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、自動運転、IoT(インターネット・オブ・シングズ)、高度なロボットなどの新たな技術は、相互に接続してこそ生きる。その手段となるのが5Gネットワークだからだ」と述べた。

ベライゾンが強調した5Gの8つの特長
ベライゾンが強調した5Gの8つの特長
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 さらに5Gの技術的な特長として以下の8つの優位性を挙げた。高いピークデータレート、大きなデータスループット、超低遅延、接続できるデバイス数、高速移動での接続性、サービス展開、エネルギー効率、ネットワークの信頼性だ。

 具体的には「ピークデータレートが4Gの少なくとも10倍、スループットは100倍となる。遅延は4Gが80ミリ秒に対し、5Gは10ミリ秒以下。接続できるデバイス数も10倍。4Gは時速200キロメートルの移動で接続しにくくなるが、5Gは時速300キロメートルまで可能」(アーウィン氏)などと説明。米コーニング(Corning)の工場内をはじめ、NFLやNBAのスタジアム内に5Gの基地局を配備していることも明らかにし、「顧客がネットワークに求めるものを十分に備えている」(同)と総括した。