3次元データを活用して建設生産の効率化を図るCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)──。国土交通省は2025年に全直轄事業で原則適用する方針を打ち出した。迫り来る「CIM時代」に向け、国交省は全国12のモデル事業を選定。受注者側も、CIMの可能性を広げる様々な取り組みを展開する。始まった土木のDX(デジタルトランスフォーメーション)の現場を追った。
*掲載予定記事のタイトル・内容は予告なく変更することがあります。ご了承ください。
3次元データを活用して建設生産の効率化を図るCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)──。国土交通省は2025年に全直轄事業で原則適用する方針を打ち出した。迫り来る「CIM時代」に向け、国交省は全国12のモデル事業を選定。受注者側も、CIMの可能性を広げる様々な取り組みを展開する。始まった土木のDX(デジタルトランスフォーメーション)の現場を追った。
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CIMが原則となり、3次元データの活用が当たり前になる──。CIM時代の到来に先駆け、各社は3次元のメリットを引き出す様々な取り組みを展開する。CIMを使いこなす人材の育成も欠かせない。先行する建設コンサルタント会社の取り組みを紹介する。
CIMが原則となり、3次元データの活用が当たり前になる──。CIM時代の到来に先駆け、各社は3次元のメリットを引き出す様々な取り組みを展開する。CIMを使いこなす人材の育成も欠かせない。先行する建設会社の取り組みを紹介する。
CIM導入事業はどこでどのくらい実施されているのか、どんな分野の企業が積極的なのか、CIMの導入費用はいくらかかるのか―。いまさら聞けないCIMの基本をQ&A方式で解説する。
国土交通省が直轄事業でCIMを原則化する2025年に、土木の仕事はどのように変わっているのだろうか。
国土交通省は2025年の直轄事業でのCIM原則化に向け、要領やガイドラインなど基準類の整備を加速している。19年5月には、10基準類を一気に公表。3つの既存基準類を改定し、7つを新たに作成した。
国土交通省九州地方整備局で3次元情報活用モデル事業に選定されたのが、立野ダム(熊本県)の本体建設事業だ。2018年8月に起工式が開かれ、現在、基礎掘削などが進んでいる。
道路の建設事業で、調査、設計、施工、管理の各段階のCIM活用事業を網羅しているのが国土交通省甲府河川国道事務所だ。そのうち、設計段階の新山梨環状道路と施工・管理段階の中部横断自動車道が、3次元情報活用モデル事業に指定された。
設計や施工でそれぞれ進んできたCIMを連携させ、事業プロセス全体を効率化する取り組みが始まった。国土交通省は2019年3月、全国で12のモデル事業を選定。3次元データの一気通貫に向けた課題などを洗い出す。
3次元データを活用して建設生産の効率化を図るCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)──。国土交通省は2025年に全直轄事業で原則適用する方針を打ち出した。迫り来る「CIM時代」に向け、国交省は全国12のモデル事業を選定。受注者側も、CIMの可能性を広げる様々な取り組みを展開す…