全898文字
PR

 ダイハツ工業とトヨタ自動車が2019年11月5日に日本で発売した新型の小型SUV(多目的スポーツ車)「ロッキー/ライズ」は、ダイハツの先進安全運転支援システム(ADAS)「次世代スマートアシスト」を搭載した。同社の新型軽自動車「タント」から搭載するシステムに、2機能を追加した(図1)。

ロッキー
図1 ダイハツの小型SUV「ロッキー」
(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

 第1の追加機能は、死角検知機能(BSM)である。隣の車線を走る車両を検知し、その車両が死角に入るとドアミラーに装着したLEDインジケーターを点灯させると共にブザー音を鳴らし、運転者に車両の接近を知らせる。

 隣の車線を走る車両の検知には、後部バンバーの左右に取り付けた中距離レーダー(周波数24GHz帯の周波数に対応)を使う。同レーダーはデンソー製で、トヨタのADAS「Toyota Safety Sense(第2世代版)」などで使うものと同じである。レーダーをトヨタと共通にすることで、システムコストを抑えやすくした(図2)。

BSMの作動イメージ
図2 BSMの作動イメージ
(出所:ダイハツ工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 第2の追加機能は、後退時に車両を検知する機能(RCTA)だ。駐車場から後退しながら出るときなどに後方を横切る車両を検知し、LEDインジケーターとブザー音で運転者に車両の接近を知らせる。車両を検知するセンサーは、BSM用のものと同じである(図3)。

RCTAの作動イメージ
図3 RCTAの作動イメージ
(出所:ダイハツ工業)
[画像のクリックで拡大表示]