全1321文字
PR

 ダイハツ工業が2019年11月5日に発売した新型の小型SUV(多目的スポーツ車)「ロッキー」は、車載通信機器を使わない低コストのコネクテッド機能を搭載した。同機能を搭載するのは、ダイハツ車では今回の新型車が初めてである(図1)。

ロッキー
図1 ダイハツ工業の「ロッキー」
(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

 新型車に搭載したコネクテッド機能「ダイハツコネクト」は、乗員の私物のスマートフォン経由でサービスを提供する。専用のアプリケーションを、スマホにダウンロードして使う。

 利用者は追加の使用料などを負担する必要がない。「低コストでサービスを利用できるようにするため、専用の通信機器を車両に搭載せず、私物のスマホと連携させることにした」(同社)という。

 コネクテッド機能で提供する基本サービスは、(1)事故・故障時に対応する「つないでサポート」、(2)運転者の状況を家族などにメールで伝える「見えるドライブ」、(3)クルマの状況を離れた場所から確認できる「見えるマイカー」、(4)メンテナンス情報を伝える「つないでケア」の4つである(図2)。

ダイハツコネクト
図2 「ダイハツコネクト」の概要
(出所:ダイハツ工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 第1のサービスでは、事故でエアバッグが展開すると、事故情報や位置情報、車両情報などを、スマホ経由で「事故・故障センター」に自動通知する。連絡を受けたセンターが救急車などの手配を支援する。

 車両の故障にも対応する。故障警告灯が点灯すると、スマホに警告の理由が表示される。同時に、その故障情報が事故・故障センターにスマホ経由で自動通知され、電話でアドバイスを受けられる。