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 日経アーキテクチュアの独自調査で浮き彫りになった「設計事務所主宰者のリアル」を7回に分けて紹介する。初回は、事務所運営に不安を感じている主宰者の割合や、その要因に関する結果をお伝えした。今回は、年間設計件数の増減や平均残業時間などについて紹介する。

 多くの主宰者が不安に感じている受注について、具体的に設計事務所全体の年間設計件数の増減を尋ねた。2017年と18年を比較して「増えた」が32%、「減った」が30%と拮抗。「変わらない」と答えたのはそれらを少し上回る37%だった。

Q.年間設計件数の増減(2017年比)は?
Q.年間設計件数の増減(2017年比)は?
2018年に設計事務所全体で手掛けた設計件数は、17年と比べて「変わらない」が最多。「増えた」と回答した事務所と「減った」と回答した事務所がほぼ同数だった(資料:日経アーキテクチュア)
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 進行中のプロジェクト件数については、「1~2件」が最も多く32.8%。「3~4件」が28.4%、「5~9件」が24%と続く。20件以上を同時進行する事務所も5.4%あった。

Q.進行中のプロジェクト件数は?
Q.進行中のプロジェクト件数は?
調査時点で何件のプロジェクトが同時進行しているかを聞いた。1~2件が最も多く、全体では4件以下が6割を超えた(資料:日経アーキテクチュア)
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