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 多くのユーザーが文書作成に使っている米マイクロソフト(Microsoft)のWordやExcel、PowerPointといったアプリは、書類ファイルにパスワードを付けて暗号化し、ファイルの中身を見られないようにできる。

 操作は簡単だ。例えば最新版のExcel 2019なら、ファイルメニューの「情報」をクリックすると表示されるメニューから、「ブックの保護」をクリック。さらにそのメニュー画面から「パスワードを使用して暗号化」をクリックする。パスワードの入力画面が表示されるので、パスワードを入力してそのファイルを保存しよう。WordやPowerPointでも、作業の流れはほぼ同じだ。

ファイルメニューで「情報」をクリック
ファイルメニューで「情報」をクリック
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「ブックの保護」のメニューから「パスワードを使用して暗号化」をクリック
「ブックの保護」のメニューから「パスワードを使用して暗号化」をクリック
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パスワードを入力する
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リムーバブルメディア全体を暗号化して保護するBitLocker To Go

 パスワードによる保護機能がないアプリもある。その場合は、USBメモリーなどリムーバブルメディア自体をパスワードで暗号化して保護できる「BitLocker To Go」機能の利用を考えてみるとよい。

 BitLocker To Goは、Windows 7から利用できるようになったリムーバブルメディアの暗号化機能だ。BitLocker To Goで保護されたUSBメモリーなどのリムーバブルメディアは、パスワードを入力しない限りエクスプローラで中身を確認できない。万が一盗難にあったり紛失したりしても、記録されたデータが漏洩する危険性は非常に低くなる。

 ただし、WindowsのエディションによってBitLocker To Goを使ってできる作業は異なる。Windows 10 ProやEnterpriseであれば、リムーバルメディアの暗号化と、暗号化されたリムーバブルメディアに保存されたファイルの閲覧の両方ができる。Windows 10 Homeは、暗号化されたリムーバブルメディアに保存されたファイルの閲覧だけが可能だ。

USBメモリーを暗号化できるBitLocker To Go
USBメモリーを暗号化できるBitLocker To Go
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