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後からHDDを組み込む作業も簡単、初期設定はWebブラウザーから

 ここではSynologyのNASキット「DiskStation DS918+」を使って、NASの導入方法や簡単な使い勝手を紹介しよう。DiskStation DS918+は、最大4台の3.5インチHDDを利用して、大容量ストレージを作れるビジネスユーザー向けのNASキットだ。SSDを利用してファイルのやりとりを高速化するキャッシュ機能もサポートしている。実勢価格は5万9000円前後(税込み)だ。

DiskStation DS918+は、前面に4基のHDDスロットを装備し、大容量ストレージを作れるNASキット
DiskStation DS918+は、前面に4基のHDDスロットを装備し、大容量ストレージを作れるNASキット
(撮影:竹内 亮介)
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 前面に搭載する4つのスロットは、3.5インチHDD用のスロットだ。ロックを外して引き抜き、HDDを組み込んだら元の場所に戻しておく。スロットには簡易的なかぎが付いており、ロックしたら引き出せなくなる。企業向け製品ならではの、盗難や不用意な操作によるトラブルを防ぐための仕組みである。

前面に装備するスロットを引き出す
前面に装備するスロットを引き出す
(撮影:竹内 亮介)
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スロットにHDDをはめ込む。ねじ止め作業は必要ない
スロットにHDDをはめ込む。ねじ止め作業は必要ない
(撮影:竹内 亮介)
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HDDを組み込んだスロットを、DiskStation DS918+に戻す
HDDを組み込んだスロットを、DiskStation DS918+に戻す
(撮影:竹内 亮介)
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 4台のHDDを組み込んだら、電源ケーブルとLANケーブルを挿して電源を入れよう。しばらくたつと初期設定の待機状態になる。PC側で、SynologyのWebサイトからアプリ「Synology Assistant」をダウンロードしてインストールし、このアプリからDiskStation DS918+を検索してダブルクリックする。すると、PCのWebブラウザーが起動して初期設定を開始できるようになる。

 初期設定では、SynologyのNAS用OS「DiskStation Manager」をインストールして、NASを利用する人のユーザー名やパスワードなどを設定する。

 実際のところ、HDDの組み込み作業自体はそれほど難しくはない。ネットワーク設定やユーザー登録の段階で、ネットワークに関する若干の基礎知識が必要になるが、最近のNASは日本語によるガイド機能がかなり充実しており、初心者でも安心して導入できる。

Synology Assistantを起動すると、ネットワーク上にあるDiskStation DS918+を検出し、初期設定を開始する
Synology Assistantを起動すると、ネットワーク上にあるDiskStation DS918+を検出し、初期設定を開始する
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SynologyのNASは購入状態ではOSが入っていないので、最初に設定や機能の追加で利用するNAS用OS「DiskStation Manager」をインストールする
SynologyのNASは購入状態ではOSが入っていないので、最初に設定や機能の追加で利用するNAS用OS「DiskStation Manager」をインストールする
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初期設定が終了すると、デスクトップのような設定画面を表示する
初期設定が終了すると、デスクトップのような設定画面を表示する
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