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SSD搭載PCにバックアップする場合は要注意

 話をバックアップに戻そう。

 スマホの中でもiPhoneは、バックアップ先としてiCloudの他にiTunesをインストールしたPCも選べる。選択の幅があるわけだが、どちらを選んでもストレージの空き容量不足に陥らないよう注意する必要がある。

 iCloudにバックアップすればPCのストレージを圧迫せずに済むが、無料で提供されるストレージ領域は5Gバイトまでという点に注意が必要だ。バックアップ以外の用途で多くの容量を使用していたりiCloudにどんどんバックアップを作成していったりすると、ストレージが不足する可能性がある。

 iCloudのストレージを有料で増やす、あるいはiCloud上の不要なデータを削除するといった方法もあるが、iTunesを使ってPC側にバックアップする方法を選んでもよい。この場合、PC側に作成されたバックアップデータがあるフォルダを移動してはならない点に注意が必要だ。

 最近のモバイルノートPCは、容量が少ないSSDを搭載していることが多い。そうしたPCに、内部メモリーいっぱいにコンテンツを保存した256GバイトのiPhoneを接続して内部データの完全なバックアップを保存していくうちに、PC側のストレージがいっぱいになってしまいかねない。

 1T~2Tバイトなど余裕のあるシステムドライブを搭載するPCを母艦として利用することで、PC側の負担を減らすことが可能だ。また、こうしたバックアップデータは「履歴」としてバックアップしたタイミングごとに保存されている。必要のない履歴は、削除してしまう手もある。

iTunesの設定から、バックアップの履歴ファイルを管理できる
iTunesの設定から、バックアップの履歴ファイルを管理できる
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竹内 亮介(たけうち りょうすけ)
毎日コミュニケーションズ、日経ホーム出版社、日経BP社などを経てテクニカルライターとして独立。PC、モバイル、家電などのIT機器の評価記事や解説記事を新聞、専門誌やオンラインメディアに執筆している。