Raspberry Piを屋外で使いたいと思ったことはないだろうか。その場合、USB給電は使えないので、バッテリーが必要だ。モバイルバッテリーを使って給電する方法もあれば、Raspberry Pi用に販売されているリチウムイオンバッテリーを装着する方法もある。しかし、ケース込みですっきりと収めたいところだ。そこで今回紹介するのが「pi-top」だ。
pi-topのラインアップ
pi-topといえば、Raspberry Pi 3 Model B+を内蔵したラップトップ(ノートPC)の製品pi-top[3]をご存じの読者もいるだろう。現在はRaspberry Pi 4 Model B向けに、バッテリー付きのケースとしてpi-top[4]という製品が販売されている。
pi-top には、Raspberry Pi 4や様々なアクセサリーが同こんされたpi-top[4] Completeと、バッテリー内蔵のケースのみのpi-top[4] DIY Editionが用意されている。このたびDIY Editionを入手したので紹介したい。
DIY Editionの価格は99.95米ドルだ。送料は25米ドルで、合計124.95米ドルだった。日本円で1万3000円ほどだ。
pi-topの大きさだが、写真のように、Raspberry Pi 4と比べるとバッテリーが内蔵されている分、それなりに重厚感がある。
pi-top[4] DIYを組み立てる
pi-top[4] DIY EditionはRaspberry Pi 4が内蔵されていないため、自分でケースを分解して組み立てる必要がある。組み立てに関する説明書は同こんされていない。
実はケースをどうやって外すのか、どこまで分解すればよいのかなど、見ただけでは何も分からない。そこで組み立てには、YouTubeで公開されているビデオを見ることをお勧めする。