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 Raspberry PiといえばLinuxが動作するシングル・ボード・コンピューター(SBC)というイメージが強いだろう。今回はRaspberry Piではあるが、SBCではなくマイコンボードについて紹介する。つまりArduinoと同類のコンピューターだ。

 2021年1月にRaspberry Pi財団よりRaspberry Pi Picoの販売が開始された。2月には日本の代理店も国内で取り扱いを開始し、すでに手に入れた読者もいることだろう。この原稿を書いている3月現在でも入荷待ちのショップが多く、人気のほどがうかがえる。

Raspberry Pi Picoの本体
Raspberry Pi Picoの本体
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高スペックなのに安価

 マイコンボードで一世風靡したArduino UNOと比べるとRaspberry Pi Picoはかなり小さい。Arduino系で比較するならArduino NANO EVERYより少し大きい程度だ。

左:Arduino UNO、右上:Arduino NANO EVERY、右下:Raspberry Pi Pico
左:Arduino UNO、右上:Arduino NANO EVERY、右下:Raspberry Pi Pico
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 Raspberry Pi Pico、Arduino UNO、Arduino NANO EVERYのスペックと価格を比べてみよう。

Raspberry Pi Pico、Arduino UNO、Arduino NANO EVERYの比較
Raspberry Pi Pico、Arduino UNO、Arduino NANO EVERYの比較
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 Picoは後発なだけにスペックが高いにもかかわらず破格といえるほど安い。

 Arduino NANO EVERYはヘッダーピンがはんだ付けされているモデルが販売されているが、執筆時点でRaspberry Pi Picoにヘッダーピンがはんだ付けされたモデルは販売されていないため、必要に応じて自分で工作しなければならない。

 しかし、Raspberry Pi PicoにはLEDと温度センサーが内蔵されている。手っ取り早くRaspberry Pi Picoを体験したい場合にはありがたい。