デル・テクノロジーズの「Dell C2422HE」は、ビデオ会議向きの23.8型ディスプレーだ。収納可能なWebカメラとノイズキャンセリング機能付きマイクのユニットを搭載し、ステレオスピーカーやヘッドホンジャックを備える。前面のアクセスしやすい位置にボリュームボタンやミュートボタンを備える、テレワークで役立つディスプレーだ。ノートパソコンの小さい画面ではビデオ会議がやりにくいと感じている人や、外付けWebカメラを使っているが接続や操作が面倒だと感じている人に向いている。
テレワークに取り組むとき、米Microsoft(マイクロソフト)のコラボレーションツールである「Microsoft Teams」を常時起動している人もいるだろう。C2422HEはTeams認定デバイスで、そうした人に特に便利だ。前面にTeamsボタンが付いていて、これを押すとTeamsを起動できたり、参加予定の会議が近づくとLEDで通知してくれたりする。
その他、WebカメラはWindowsの生体認証機能「Windows Hello」の顔認証機能に利用でき、セキュリティーを高めることができる。もちろん一般のディスプレーとしても使え、解像度は1920×1080ドット。スタンドで画面の角度や上下左右の位置調整ができ、縦向きにして使うこともできる。直販価格は3万8980円(税別)となっている。
同様の機能を備えた解像度QHD(2560×1440ドット)の27型モデル「C2722DE」(直販価格6万4980円)、34.1型で解像度WQHD(3440×1440ドット)の曲面ディスプレーモデル「C3422WE」(直販価格7万6980円)もある。
最大の特徴であるカメラとマイクのユニットはディスプレー上部に収納されていて、軽く押し込むとポップアップする。ユニットには500万画素のWebカメラ、ノイズキャンセリング機能付きマイク、IRセンサーなどが付いている。使わないときは押し込んで収納しておくと、接続を切り忘れたなどで自宅の映像が相手側に見られてしまう不慮の事故を予防できる。