テレワークもすっかり定着して当たり前になってきた。しかし、自宅だと家族がいて集中しづらい、テレビや雑誌などが身の回りにあって気が散るなどの理由で、オフィスに比べて作業効率が落ちると感じている人もいるだろう。
快適に作業できるテレワーク環境を得るには仕事部屋を作るのがよさそうだが、部屋を増やすのは簡単ではない。そこで便利なのが、室内用テントを設置して仕事部屋にしてしまうことだ。
テレワーク向けの室内用テントは各社から発売されており、ラッシュライフの「テレポートプラス」もその1つ。特徴は、テント内で人が立てる高さがあること、ビデオ会議向けにWebカメラやディフューザーなどを設置するスペースがあること、壁や天井など各所を開いて採光や通気ができることなどだ。実勢価格は1万4800円(税込み)となっている。
組み立て簡単、ディフューザーやスマホケースが付属
テレポートプラスは組み立て式だ。直径65センチメートルほどの円盤状に畳んだ状態で付属ケースに収納されており、そこから取り出して広げるとテントになる。広げたあとのサイズは高さ180×幅130×奥行き130センチになる。勢いよく広がるので、広げるときはそれ以上広いスペースで、周囲に倒れやすいものがないようにして作業したい。収納するときは、ひねるようにして折り畳む。重さは約3キログラムで、使わないときは付属のケースに入れて持ち運んだり収納したりできる。
広げて中に入ってみてまず感じるのは、十分な高さがあることだ。室内用テントは高さ150〜160センチほどのものが多く、座って作業をするのは問題ないが、頭上にやや圧迫感を受ける。この製品は高さ180センチあるので、その場で立ち上がれる。圧迫感が少ないし、出入りするときに腰をかがめなくていいのも楽だ。
内部にテーブルと椅子を置けば、そこが作業用スペースになる。周囲の視界を遮ることで部屋の中のものが目に入らず、仕事に集中できそうだ。