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 レノボ・ジャパンの「ThinkPad X1 Fold」は画面を中央から折り畳めるPCだ。折り畳んでコンパクトなモバイルPCとして使ったり、画面を広げてデスクトップPCとして使ったり、あるいはタブレットとして手持ちで使ったりと、変形することで様々な使い方に対応できる。価格は高いがテレワークや外回りなど様々な場面で役立ちそうなPCだ。直販価格は32万7426円(税込み)からとなっている。

レノボ・ジャパン「ThinkPad X1 Fold」は画面を中央から折り畳めるWindows PCだ
レノボ・ジャパン「ThinkPad X1 Fold」は画面を中央から折り畳めるWindows PCだ
(写真:スタジオキャスパー、以下同じ)
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 CPUはCore i5-L16G7、メインメモリーは8GBで増設はできない。ストレージは512GBのSSDとなっている。Core i5-L16G7は開発コードネーム「Lakefield」で知られるCPUで、コンパクトで消費電力の低いデバイス向けに開発された。名前にCore i5とついているが処理性能重視のCPUではない。拡張端子はUSB Type-Cを2つ備える。

 バッテリー駆動時間はカタログ値で約11.7時間。重さは本体のみで約973グラム、付属キーボードが約178グラムで、合わせると約1151グラムとなる。13.3型のモバイルPCとしてはやや重めだが、折り畳んでコンパクトにして持ち運べるのは、他の製品にはないメリットだ。

充電用にACアダプターが付属する他、市販のUSB Type-Cの充電器からも充電できる
充電用にACアダプターが付属する他、市販のUSB Type-Cの充電器からも充電できる
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画面を開けばタブレットに

 画面は13.3型有機ELディスプレーだ。解像度2048×1536ドットで、縦横比は4:3になる。タッチ操作対応で、国内販売モデルはペン入力用のペンとBluetooth接続のワイヤレスキーボードが付属する。ディスプレーの背面にCPUやストレージといったPCの機能がすべて入っていて、折り畳み可能なWindowsタブレットとして利用できる。

ディスプレーを広げると、画面サイズが大きいWindowsタブレットとして使える。縦向きにするとWebサイトやPDFファイルの閲覧に便利だ
ディスプレーを広げると、画面サイズが大きいWindowsタブレットとして使える。縦向きにするとWebサイトやPDFファイルの閲覧に便利だ
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 タブレットとしては大画面で、縦横比4:3なので縦向き・横向きのどちらもでも使いやすい。例えば縦向きに持つと、縦に長いWebサイトやPDFファイルなどが閲覧しやすい。タッチ操作でスクロールして、ペン入力で書き込むこともできる。

 横向きにすると、大画面の電子書籍リーダーとして便利だ。青空文庫やアマゾンの電子書籍サービスなどを利用してみたが、見開きページの多い漫画などを読むのに特に便利だ。それなりに重さがあるので長時間手持ちで読むのは無理があるが、机に座っての読書などで威力を発揮する。

横向きにすると、電子書籍リーダーとして使いやすい。少し曲がった状態で手に持つと、本を開いたような状態で読める
横向きにすると、電子書籍リーダーとして使いやすい。少し曲がった状態で手に持つと、本を開いたような状態で読める
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