今回はワイモバイルとUQ mobileの料金について考えてみたい。
ワイモバイルとUQ mobileは大手キャリアの「サブブランド」と呼ばれ、コストパフォーマンスを重視するユーザーに支持されている。ただし両者の事業形態は異なる。
ワイモバイルはソフトバンクによる第2のMNO(移動体通信事業者)である。これに対してUQ mobileは、UQコミュニケーションズがKDDI回線を借りて提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)だ。ただし2020年10月1日にUQコミュニケーションズのUQ mobile事業をKDDIが承継することが決まっており、それ以降はKDDIがauとUQ mobileの2つのブランドを提供することになる。
ワイモバイルは2020年7月1日に、「スマホベーシックプランM/R」のプラン内容を改定した。従来は最大128Kビット/秒だった容量超過後の通信速度が最大1Mビット/秒に変更されているのが最大の注目点だ。
UQ mobileは2020年6月1日に新プラン「スマホプランR」の提供を開始している。こちらも容量を超過した際の通信速度が最大1Mビット/秒である点を特徴としている。
これらのプラン改定や新プラン開始は、2020年4月にMNOとして「Rakuten UN-LIMIT」の正式サービスを開始した楽天モバイルへの対抗策と捉えていいだろう。Rakuten UN-LIMITは、au回線を利用するパートナー回線エリアは5Gバイトまで使えて、超過後は最大1Mビット/秒となる。
以前からコストを重視するユーザーの人気が高かったワイモバイルとUQ mobileだが、プラン改定や新プラン導入によってさらに魅力を増したと言えるだろう。そこで、現在大手キャリアのスマホを使っている人がサブブランドに乗り換えた場合に、どれくらい安くなるのかを検証してみよう。なお、ここで紹介する料金はいずれも税別である。