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 米Apple(アップル)が2020年春に発売したiPhone SE(第2世代)は、4.7インチ画面のコンパクトサイズながら、iPhone 11シリーズと同じ「A13 Bionic」チップを搭載しており人気が高い。大手キャリアだけではなく、いわゆる格安スマホ事業者も取り扱っており、コストパフォーマンスを重視する人にとって魅力的な存在になっている。

米Appleが2020年春に発売したiPhone SE(第2世代)
米Appleが2020年春に発売したiPhone SE(第2世代)
(撮影:村元 正剛、以下記載のないものは同じ)
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 日本ではiPhoneを使っている人が多いと言われる。そのためiPhoneを買う予定があって「自分は安いモデルで十分だ」あるいは「子どもに初めてのスマホを持たせたいので、なるべく安くiPhoneを入手したい」などと思う人も結構いるのではないだろうか。

 そこで今回は、主に格安スマホ事業者が扱っているiPhoneの端末価格と料金プランに着目し、iPhoneを最も安く使う方法を探してみた。

 格安スマホ事業者が取り扱うiPhoneには複数のタイプがある。まずは、大手キャリア向けと同じようにSIMロックが施されているiPhoneだ。サブブランド(ワイモバイルとUQモバイル)が取り扱っている。

 一部のMVNOは、独自に調達した新品でSIMフリーのiPhoneを扱っている。オプテージの「mineo」が販売するiPhoneの多くが該当する。Appleによる1年間のハードウエア保証の対象になる場合が多いようだ。

 「メーカー認定整備済 iPhone」などと呼ばれる新品同様のiPhoneもある。Apple認定の整備プロセスを経ており品質が保証された製品で、Appleによる1年保証の対象になる。NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」が、「スマホセット」(開通済みのSIMとオンラインストア「goo Simseller」で扱っているスマホのセット)で取り扱うiPhoneの多くがこれに該当する。

 このほか、中古のiPhoneを取り扱うMVNOがある。中古品は状態に関わらずAppleの保証対象外となる。