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(写真:123RF)
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 2019年は消費増税とそれに伴うキャッシュレス支払いの進展やポイント還元策、平成から令和への改元など情報システムの改修が不可欠となる出来事が多かった。ITに関連する話題を幅広く取り上げる[IT総合]のランキングにもそれが反映された。消費増税に関連するシステム障害やポイント還元などの記事(4位、18位)は上位20本中、2本ランクインした。また2019年はNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクに続く第4の携帯電話事業者として楽天モバイルが新規参入した年だった。上位20本の中に2本、楽天の名前を冠した記事(3位、17位)が入った。

 これらを抑えて年間1位になったのはケータイショップのサポートに関する記事だった。2019年10月1日施行の改正電気通信事業法によって、携帯電話の端末代金と通信料金の完全分離が義務化。通信サービスの継続利用を条件とした端末購入補助が禁止された。そうなると利用者の端末購入負担が増し、端末の販売台数は減っていく――。こうした予測の打撃を真正面からくらうのがケータイショップだ。そこでショップの新たな収入源として浮上したのがサポートの有償化だ。他店舗で購入した「持ち込み端末」に関するサポートの有償化などが検討されているという。

 2位にランクインしたのは働き方改革に関する記事だった。日本マイクロソフトは2019年8月限定で毎週金曜日を休業日にする週休3日制を導入。休みが増えたにもかかわらず、社員1人当たりの売上高は前年同月比で約4割伸ばせたという。もちろん単に休みを増やしただけでは成果は得られない。会議の時間を短くする工夫をしたり、移動時間を減らしたりといった施策をセットにして得られたものだ。

IT総合のアクセスランキング
期間:2019年1月1日~12月20日
順位タイトル
1位ケータイショップ店員はボランティアではない、ドコモが一部サポート有償化へ
2位週休3日制でも生産性4割向上、日本マイクロソフトが新施策の成果発表
3位ドコモ3G終了で2000万ユーザーの争奪戦始まる、楽天は絶好の機会逃す
4位スシローで「消費税0%」のシステム障害、増税どころか「免税」に
5位ソフトバンクとauがSIMロック解除制限をこっそり廃止したワケ
6位[スクープ]独自入手、富士通の4月機構改革と人事異動の骨子
7位ワイモバイルは大手より本当に安い?調べて分かった意外な結果
8位「FF6」の新たなバグを発売25年後に見つけたテスト技術者の腕前
9位[スクープ]ファミマがTポイント運営会社の株売却へ、CCCは戦略見直し必至
10位NTTが「6G」向け通信技術を開発、5G超え「シャノン限界」まで高速化
11位「33自治体のデータがIaaSから消失」、日本電子計算がシステム障害の詳細明かす
12位50自治体システム障害はIaaSで使うソフトのバグが原因、復旧メド立たず
13位プログラミング言語人気ランキング2020、2位に「大躍進」したあの言語
14位技術者不足の衝撃実態、従来型IT人材は2030年に10万人余る
15位120年ぶり民法改正へ、システム開発費「高騰」のリスク
16位潔いほどに無駄がない、Google Pixel最新廉価版「3a」のお得度
17位携帯電話に参入しアレも継続、楽天モバイルの「いいとこ取り」に不満の声
18位「20%還元」の衝撃再び、JCBが過去最大キャンペーンを仕掛ける狙い
19位なぜスクショ?スマホネイティブ世代がコピペしない理由
20位Windows 10 May 2019 Updateに12個の不具合、MSは更新しないよう呼びかけ