全1023文字
PR

 「半導体のオリンピック」と呼ばれる、1年に1度の半導体回路技術の国際会議「ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2020」が2020年2月17日(米国時間)に米国サンフランシスコで開幕した。

 新型コロナウイルスの影響で、欧州や日本、中国、韓国などで、展示会やカンファレンスが続々と開催中止となる中、ISSCCは予定通りの開催にこぎつけた形だ。

 もっともオープニングセッションの冒頭には、これまでのISSCCにはなかった注意喚起のお知らせがなされた。「『米国疾病予防センター(Center for Disease Control:CDC)』のガイドラインに従っていただくようお願いしたい」とのお知らせである。

 そのお知らせは大きく5項目から成る。(1)「洗っていない手で目や鼻、口に触れないようにしてください」、(2)「咳やくしゃみはティッシュで口や鼻を覆った状態でするようにして、そのティッシュはそのままゴミ箱に投げ捨ててください」、(3)「手などを清潔な状態に保ち、ものに触ったら、通常の家庭用スプレーなどで頻繁に消毒するようにしてください」、(4)「頻繁に手洗いをしてください。その際、石けんや水を使って少なくとも20秒以上は手洗いを続けてください」、(5)「具合が悪くなったら家で静養してください」、というものである。

 加えて、ISSCCは技術者同士の交流の場でもあり、久しぶりの再会を喜ぶ光景があちこちで繰り広げられるが、今年は「握手はせずに、にっこり笑い、お辞儀をするようにしましょう」という案内がなされた。

ISSCC 2020の会場の様子
ISSCC 2020の会場の様子
(写真:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]