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機械メーカー

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図7 再生PET製品の生産設備をPLAに兼用
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図7 再生PET製品の生産設備をPLAに兼用
押し出し成形機大手のドイツ・ライフェンホイザー(Reifenhäuser)は「使用量削減(Reduce)」「再利用(Reuse、Recycle)」「代替(Replace)」の4方針でサーキュラーエコノミーへの対応を推進している。巨大なブースの中心部に15種類の対応例を展示した(a)。そのうちの1つが、食品パッケージのポリエチレンテレフタレート(PET)からPLAへの部分的移行や混在を想定したPLA-PET両用生産ライン。PETの場合、100%再生素材(ただし食品への直接接触に適応したもの)を使用できる(b)。PE100%のフィルムでリサイクル容易、かつ既存品のようにPETと張り合わせた場合と同等の強度やガスバリヤ性を持たせられる「EVO Ultra Stretch」プロセスで造った包装容器も出展した(c)。同社は2004年以来「K」実行委員長を務めるウルリッヒ・ライフェンホイザー(Ulrich Reifenhäuser)氏の企業。(写真:aはMari Kusakari、b、cは日経ものづくり)
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図8 リサイクルPPで薄肉カップを高速生産
射出成形機大手のドイツ・アーブルグ(Arburg)は、射出成形機「Allrounder 1020 H in Packaging version」をお披露目した。実演ではリサイクル材が30%入ったポリプロピレン(PP)を使い、薄肉の食品用カップを成形(a)。8個取りの金型を2個装着し、1回の射出動作(サイクルタイム4.3秒)で16個の製品を得る(b)。所定数がたまると後工程の包装機に送る。材料はオーストラリア・エレマ(Erema)が供給。(写真:日経ものづくり)
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図9 カラフルな再生プラスチック
射出成形機・周辺機器メーカーのドイツ・クラウス-マッファイ(Krauss Maffei)は、再生したプラスチックを再び射出成形機に送り、製品にするデモを展示した。コンパウンドを作製する押し出し機「ZE 28 Bluepower」に再生材を投入。顔料でプラスチックを着色する際、1ボタンで色を調整できる様子を見せた(a)。顔料に限らず、さまざまな成分を追加する機能を備える。作製したコンパウンドは、参加者の頭上を通る配管で数m先の射出成形機へ送った(b)。(写真:日経ものづくり)
図10 廃PETからサントリーのPETボトルを再生
図10 廃PETからサントリーのPETボトルを再生
PETボトルのブロー成形機、プリフォーム成形機のメーカーであるイタリア・シパ(SIPA)は、リサイクルで得たフレークと、そこから作製したプリフォームや再生ボトルを展示した。シパ製の設備はサントリーホールディングスが協栄産業(本社栃木県小山市)と共同開発した「F to Pダイレクトリサイクル技術」でも使われており、廃ペットボトルを粉砕してペットボトルに再生している。写真の左の一群がバージン材、中央の一群が日本のフレークとサントリー製品「伊右衛門」、右の一群が欧州のフレークと再生ボトル。(写真:日経ものづくり)
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図11 使用済みのPET、PEをペレットへ再生
イタリア・アムットグループ(AMUT Group)はPETなどの押し出し成形機、熱成形機、再生プラントを手掛ける機械メーカーのグループ。使用済みのPET、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)のボトルや食品パッケージからベレットを再生し、再び製品にする。再生の手順は、まず回収材からセルロース(紙)を分離してPOAL(アルミニウム合金を含むポリエチレン)を得る。これを洗い、押し出してペレット「EcoAllene」にして、熱成形または射出成形で再び製品にする。1985年ごろから技術開発を進めていたという。ブースの一角では回収したボトル、それを粉砕したフレーク、再生したペレット(a)と、再生ペレットによる成形品を展示した(b)。(写真:日経ものづくり)