
CIOが挑む
目次
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社内では「DX」と言わないトラスコ中山、CIOが語る積み重ねた変革の重要性
数見 篤 氏 トラスコ中山 取締役 経営管理本部長 兼 デジタル戦略本部長
2000年代からITを活用した改革を進めてきた工具卸大手のトラスコ中山。DX(デジタル変革)の先進企業を選ぶ「DX銘柄」にも3年連続選出された。経営トップが掲げる「ありたい姿」を実現するプロジェクトの現段階を聞いた。
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中途採用の強化でデジタル人材を4倍超に、パーソルは事業創出の担い手求む
柘植 悠太 氏 パーソルホールディングス 執行役員CIO/CDO
人材派遣や転職情報などをグループで手掛けるパーソルホールディングス。デジタルを活用した新サービスなどの創出を目指し陣容の強化を急ぐ。その旗を振るCIOに「人材サービス業におけるデジタル人材戦略」を聞いた。
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富士フイルムはトップダウン型DXに転換、「成否は経営指標を改善できるか次第」
杉本 征剛 氏 富士フイルムホールディングス 執行役員チーフ・デジタル・オフィサー ICT戦略部長
DX(デジタル改革)にいち早く取り組んできた富士フイルムホールディングス。2021年には現場主導を改めトップダウン型の推進体制に切り替えた。CDO(最高デジタル責任者)は「成否は経営指標を改善できるか次第」と説く。
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トリドールはSaaSフル利用で業務を改革、CIOが語る「内製しないDX」の真意
磯村 康典 氏 トリドールホールディングス 執行役員CIO兼CTO BT本部長
「丸亀製麺」など国内外約1700店舗を展開するトリドールホールディングス。2022年までに既存の独自システムを破棄しSaaSの全面活用に踏み切った。改革を主導するCIOに「内製しないDX」の真意と今後の取り組みを聞いた。
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百貨店らしいOMOを追求、そごう・西武が相次いで打ち出したDX施策の狙い
田口 広人 氏 そごう・西武 取締役常務執行役員 デジタル戦略本部長
2023年2月に米ファンドの下で再出発を切るそごう・西武。OMOストアなど新しい百貨店としての施策を相次いで打ち出す。DX(デジタル変革)を主導する田口広人常務に手応えや今後を聞いた。
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「データアーティスト」育成を目指す楽天、クラウド内製で外販も視野
平井 康文 氏 楽天グループ 副社長執行役員 CIO&CISO
楽天グループは今、技術者に心理学や歴史学などを学ぶことを奨励する。データからより深い知見、インサイト(洞察)を得られる人材を育てるためだ。6000人の技術者を率いる平井康文CIOにデータ活用やクラウド戦略を聞いた。
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デジタルで渋谷を変える、職員一人ひとりに「区民はお客様」を徹底
澤田 伸 氏 渋谷区 副区長兼CIO
マーケティングが「本職」のCIO(最高情報責任者)が行政組織を変える。渋谷区はいち早く業務のデジタル化を進め、区民サービスも充実させた。根底にあるのは「区民はお客様」という信念で、職員の意識改革も促す。
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勘定系でメインフレームの継続利用は必然、三井住友FGのIT部門はDXコンサル目指す
内川 淳 氏 三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCIO
メガバンクのCIO(最高情報責任者)として攻めと守りのバランスを重視する。勘定系を含めてDX(デジタル変革)全般に目配りできるIT部門を目指す。システム内製化を進め、目指すは事業部門を引っ張る「DXコンサル」だ。
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DXの後発から一気にデジタル先進企業へ、ベイシアが狙う「カエル跳び」戦略とは
亀山 博史 氏 ベイシア デジタル推進本部本部長 兼 商の工業化推進本部副本部長
食品スーパー大手のベイシアがDX(デジタル変革)に力を注いでいる。OMO戦略の推進や内製部隊の発足など、怒濤のデジタル攻勢を仕掛ける。主導するのは事実上のCDO(最高デジタル責任者)を務める亀山博史氏だ。
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サッポログループ社員4000人を「DX人財」に変える、挑戦する人に予算を付けて支援
佐藤 雅志 氏 サッポロホールディングス 取締役
長期経営ビジョンで「越境人財の育成」を掲げるサッポログループ。2022年からは全社員約4000人を対象にDX(デジタル変革)教育に取り組む。デジタルサービスの創出などに挑戦する社員を支援する体制も整えた。
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キリンはDX人材を「道場」で育てる、求めるのは会社を変える覚悟
秋枝 眞二郎 氏 キリンホールディングス 常務執行役員 経営企画部長
2020年4月にDX戦略推進室を立ち上げたキリンホールディングス。仕事や会社を変革する覚悟を持った人材を「DX道場」で育てる。旗を振る秋枝眞二郎常務執行役員に狙いや工夫を聞いた。
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三菱UFJが目指すは勘定系の抜本的見直し、戦略推進に向け技術者は「領空侵犯」を
越智 俊城 氏 三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役常務グループCIO
邦銀最大手はシステムと業務を一体で見直す戦略を推進中だ。その一丁目一番地を勘定系システムと位置付ける。システム子会社には従来の業務の枠を超えた「領空侵犯」を求める。
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アスクルはエンジニアを事業部門へ分散、「タコツボ組織はむしろ歓迎」の真意とは
内山 陽介 氏 アスクル CTO テクノロジー本部ICTソリューション統括部長
アスクルはデジタル改革加速に向けビッグデータ基盤を刷新した。目指すはオフィス通販会社から「テクノロジー企業」への脱皮だ。旗を振るCTO(最高技術責任者)は終わりなきシステム内製力強化に挑む。
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群馬を「最先端デジタル県」へ、民間出身のDX推進監が職員主役の変革を促す
岡田 亜衣子 氏 群馬県 デジタルトランスフォーメーション推進監
民間企業の出身者が群馬県で地方行政のデジタル変革を主導する。職員が主役の変革を進められるようノーコードツールなどの活用を促す。「現場から変える」との姿勢を貫き、目指すは「最先端デジタル県」だ。
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目指すは「デジタル共創」、旭化成のDXは縦割り事業の壁を超える
久世 和資 氏 旭化成 常務執行役員 デジタル共創本部長
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)などに早くから取り組んできた旭化成。現場ごとの取り組みを改め、全社的なDX(デジタル変革)に着手した。事業部門や企業の枠を超えた「共創」で事業モデルの変革を目指す戦略とは。
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パナソニック社長に請われ入社決意、100日で「DX垂直立ち上げ」果たしたCIOの手腕
玉置 肇 氏 パナソニック 執行役員 チーフ・インフォメーション・オフィサー
パナソニックの経営者らから請われ、転職してCIOに着任した玉置肇氏。着任後「100日間計画」を実行し、DX(デジタル変革)に向けた体制を構築した。一刻も早くIT基盤を整備することで、ビジネスモデルの変革に備える。
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「クラウド活用は技術を追う覚悟が要る」、オリックス生命が求めるIT人材とは
児玉 英一郎 氏 オリックス生命保険 執行役員 IT本部管掌
業容の拡大に合わせ、積極的なIT投資を続けてきたオリックス生命保険。創業30年を超えた今、IT投資の在り方を変えクラウドシフトを進める。「技術を追い続ける覚悟」を説くCIOに内製力強化の取り組みなどを聞いた。
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現場発のDXは「試食」で育つ、IT部員にもイモ収穫を体験させるカルビーの狙い
小室 滋春 氏 カルビー 執行役員情報システム部門本部長
工場でのIoT活用などDX(デジタル変革)に本格的に乗り出したカルビー。生産や販売などの現場主導を貫き、IT部門が「事務局」としてを支援する。旗を振るCIOにDXにおける現場主導の狙いやIT部門のあり方を聞いた。
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デジタル人材を1000人育成、元起業家のCIOが目指すクレディセゾンの異文化融合
小野 和俊 氏 クレディセゾン 取締役兼専務執行役員CTO兼CIO
クレディセゾンは2021年9月に新たなDX(デジタル変革)戦略を策定した。2024年度までにデジタル人材を1000人育成し、内製化にも注力する。起業家から老舗金融企業に転じた気鋭のCIOに新戦略の狙いを聞いた。
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「経験不問」で社内公募したIT人材の成長に感無量、ANAの苦境をデータ活用で好機に
荒牧 秀知 氏 全日本空輸(ANA) 執行役員デジタル変革室長
新型コロナウイルス禍の中、IT人材の「内製」に取り組む全日本空輸(ANA)。データ活用による顧客サービスの強化や新たなプラットフォーム事業の確立を目指す。荒牧秀知執行役員デジタル変革室長に狙いを聞いた。
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