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【3月15日 CNS】北京の国有自動車企業「北汽集団(BAIC Group)」の蒋自力(Jiang Zili)副総経理は11日に行われた記者会見で、中国自動車業界の2月度の生産販売は前年同期比80%減となり、第1四半期の生産販売は40%減になる見通しであることを明らかにした。

生産を再開した北汽集団傘下の北京ベンツ汽車の自動車製造ライン(2020年2月26日撮影、資料写真)。(c)CNS/富田
生産を再開した北汽集団傘下の北京ベンツ汽車の自動車製造ライン(2020年2月26日撮影、資料写真)。(c)CNS/富田
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 北汽集団は、中国経済の基礎的条件としては長期的に良い方向へ進むと見ているが、今年については最低ラインを想定し、経営リスクを回避するとしている。危機の中でチャンスをつかみ、ウイルス感染期間に生じた経済損失を通年の経営全体の中で補い、経営が上下に大きくぶれないよう確実に通年目標を達成するとしている。

 北汽集団は先月2日より、傘下の自動車企業と関連企業に対し、条件のある企業は全力で生産を回復するよう促してきた。生産回復に当たり、すべてのサプライヤーの状況を調査し、柔軟な支払い条件を採用し、海外からの輸入などの措置を取り、納期通りの納品を実現した。

 また、感染症の影響を克服し、サプライヤーと販売店の資金繰りを緩和するため、北汽集団は、10億元(約150億円)の基金を拠出し、経営困難のサプライヤーと販売店が一日も早く経営再開ができるよう援助している。同時に、40億元(約600億円)の融資枠を追加し、関連会社の資金需要を解決している。

 11日時点で、北汽集団傘下の70の生産拠点は100%生産再開を果たし、同集団の販売店の出勤率は91.0%に達し、各社の経営は軌道に乗ったとしている。

(c)CNS/JCM/AFPBB News 【翻訳編集】 AFPBB News