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 【AFP=時事】南アフリカのカラハリ砂漠(Kalahari Desert)で英国製の超音速自動車「ブラッドハウンドLSR(Bloodhound Land Speed Record)」が試運転を行い、自動車の最速記録の時速1228キロメートルに挑んだ。

超音速自動車「ブラッドハウンドLSR」の試運転の様子。南アフリカ・北ケープ州にのカラハリ砂漠にて(2019年11月15日撮影)。
超音速自動車「ブラッドハウンドLSR」の試運転の様子。南アフリカ・北ケープ州にのカラハリ砂漠にて(2019年11月15日撮影)。
(c)RODGER BOSCH / AFP
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〔AFPBB News〕

 試運転は昨年10月下旬から11月中旬に行われ、ブラッドハウンドは時速1010キロを記録した。

 主任技術者のマーク・チャップマン(Mark Chapman)氏は、ブラッドハウンドには「フォーミュラワン(F1)の要素」と「ジェット戦闘機の要素」があると表現する。

 エンジンは英エンジンメーカー、ロールスロイス(Rolls-Royce)製で、かつて英空軍(Royal Air Force、RAF)の戦闘機ユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)に積まれていたものを再利用している。

 チャップマン氏は、「時速1600キロで走るように設計された車だ」と述べ、同高度で比較すると、最高時速はユーロファイター・タイフーンより400キロほど速いと説明。「大きな課題は空気力学で、地面の走行を保ち続けることだった」と開発時の苦労話を明かした。

 ブラッドハウンドは調整や新エンジン搭載などを経て、2021年半ばまでに再度カラハリ砂漠で試運転を行う予定。

(c)AFP/Philippe ALFROY 【翻訳編集】 AFPBB News