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【2月5日 AFP】中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)は4日、欧州に製造拠点を置く方針を発表した。ファーウェイは、欧州連合(EU)加盟国に自社製品の排除を強く求める米国に対抗しようと模索している。

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の欧州代表を務める劉康氏。ベルギー・ブリュッセルで(2019年5月21日撮影、資料写真)。(c)EMMANUEL DUNAND / AFP
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の欧州代表を務める劉康氏。ベルギー・ブリュッセルで(2019年5月21日撮影、資料写真)。(c)EMMANUEL DUNAND / AFP
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〔AFPBB News〕

 ファーウェイの欧州代表を務める劉康(Abraham Liu)氏は、ベルギー首都ブリュッセルで開かれた春節(旧正月、Lunar New Year)の式典で、「ファーウェイはこれまで以上に欧州に注力している」と述べ、「このため、われわれは欧州に製造拠点を設置することを決定した。欧州向けの第5世代(5G)移動通信網をまさに欧州で製造できるようになる」と発表した。

 EUは、5G通信設備の中核部分で安全保障上のリスクになるとみなした通信事業者について、加盟国が排除できるとの勧告を発表したばかり。だが、5G通信網からのファーウェイの完全排除には至らなかった。

 EUは、5G部門でのファーウェイの高い優位性と、米国政府が強調する安全保障上の懸念とのバランスを取る策を見つけ出そうと奮闘している。

 米国はファーウェイをサイバーセキュリティー上の潜在的な脅威と見なしており、同社と密接な関係にあるとする中国政府のスパイ活動を容易にすると懸念している。

(c)AFP 【翻訳編集】 AFPBB News