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【2月18日 AFP】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は17日、高速インターネット衛星網「スターリンク(Starlink)」計画の新たな衛星群を打ち上げ、軌道に投入することに成功した。だが、ブースター(第1段ロケット)を無人台船に着陸させることができず、重要な節目を逃す結果となった。

米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる「スターリンク」の衛星60基を搭載したスペースXのロケット「ファルコン9」。同社の動画より(2020年2月17日撮影)。(c)AFP PHOTO /SPACEX/HANDOUT
米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる「スターリンク」の衛星60基を搭載したスペースXのロケット「ファルコン9」。同社の動画より(2020年2月17日撮影)。(c)AFP PHOTO /SPACEX/HANDOUT
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〔AFPBB News〕
4回目のスターリンク衛星の打ち上げミッションで、切り離される前のスペースXのロケット「ファルコン9」(2020年1月29日撮影)。(c)AFP PHOTO /NASA TV/HANDOUT
4回目のスターリンク衛星の打ち上げミッションで、切り離される前のスペースXのロケット「ファルコン9」(2020年1月29日撮影)。(c)AFP PHOTO /NASA TV/HANDOUT
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 富豪のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が創設したスペースXは、搭載物を宇宙空間に運搬した後、地球に帰還して目標ゾーンに垂直着陸できる再利用可能なロケットを開発することで、近年の宇宙飛行に革命をもたらしている。スペースXはこれまでにブースターの着陸を49回成功させており、17日のミッションがその50回目となるはずだった。

 米フロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)から17日午前10時5分(日本時間18日午前0時5分)に打ち上げられた今回のミッションの生中継中に、製造エンジニアのジェシカ・アンダーソン(Jessica Anderson)氏は「今朝は予定時刻での打ち上げで、段階分離も問題なく、第1段が地球に帰還した」と語り、「残念ながら、第1段をドローン船に着陸させることはできず、第1段はドローン船のすぐ横の海上に軟着陸した。そのため第1段は無傷のように見える」と続けた。