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 【4月15日 AFP】月に着目する日本の宇宙ベンチャー企業ispaceは14日、アラブ首長国連邦(UAE)の無人探査機「ラシド(Rashid)」を来年、月に運ぶ計画を発表した。

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのジュメイラビーチレジデンスの、三日月のシンボルが付いたモスクの屋根と、その向こうに見える月(2020年1月18日撮影、資料写真)。(c)GIUSEPPE CACACE / AFP
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのジュメイラビーチレジデンスの、三日月のシンボルが付いたモスクの屋根と、その向こうに見える月(2020年1月18日撮影、資料写真)。(c)GIUSEPPE CACACE / AFP
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 UAEは昨年9月、ラシドを2024年までに打ち上げる計画を発表していた。今回の計画は、アラブ諸国初の月探査ミッションとなる。

 ispaceによると、ラシドは2022年に行われる予定のミッションで、ispaceのランダー(月着陸船)によって月に輸送される予定。輸送に加えて、月までの航行時における通信と電力、月面での無線通信の提供も合意された。

 UAEを構成する首長国の一つ、ドバイ(Dubai)のムハンマド・ビン・ラシド・マクトム(Mohammed bin Rashid al-Maktoum)首長は先に、ラシドは過去の月面探査で未調査の場所を調べると述べていた。この計画は、知識ベースの科学力強化戦略の一環でもあるという。

 ドバイ政府広報局(Dubai Media Office)は先に、重量10キロのラシドは、2117年までに火星にコロニーを建設する計画を進める上で、必要不可欠なものになると述べていた。

(c)AFP 【翻訳編集】AFPBB News