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【9月8日 AFP】メキシコで地下鉄の高架橋が崩落し26人が死亡した事故で、調査の最終報告書が7日に発表され、圧力が加えられたときに、限度を超えると急激に変形が増大する「座屈」が梁(はり)に生じたことなどが原因だったと結論付けた。

メキシコの首都メキシコ市で、列車通過中に高架橋の一部が崩落した事故の現場(2021年5月4日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP
メキシコの首都メキシコ市で、列車通過中に高架橋の一部が崩落した事故の現場(2021年5月4日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP
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メキシコの首都メキシコ市で、列車通過中に高架橋の一部が崩落した事故の現場(2021年5月3日撮影)。(c)Valentina ALPIDE / AFP
メキシコの首都メキシコ市で、列車通過中に高架橋の一部が崩落した事故の現場(2021年5月3日撮影)。(c)Valentina ALPIDE / AFP
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 事故は5月3日、首都メキシコ市で発生し、走行していた車両ごと落下した。遺族からは責任者の処罰を求める声が上がっていた。

 崩落原因の調査を請け負ったノルウェーのエンジニアリング企業DNVは、6月に公表した調査報告書で、構造上の欠陥が原因だと指摘していた。

 DNVは7日に最終報告書を公表し、崩落の原因は「北側と南側の梁の座屈」で、ボルトの不備が「高架部分の一部で複合構造物が落下する原因となった」と指摘。これにより亀裂が生じ、「高架橋の荷重支持能力がさらに低下した」と結論付けた。

 調査の結果、ボルトの溶接欠陥や欠落、位置ずれがあったことが確認された。

 報告書は、梁が崩落した原因としては、力学的および設計上の欠陥などが考えられるとしている。