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 「ITインフラテクノロジーAWARD 2020」で最終選考にノミネートされた16技術のうち6つを紹介する。それぞれの技術を説明する前に、審査員が個人的に注目する技術を紹介しよう。企業情報化協会の森正弥 常任幹事会 幹事は「アニーリングマシン」、国立情報学研究所の佐藤 一郎教授/所長補佐は「説明可能なAI」を注目技術に挙げた。

予測ではなく最適解を求める

個人的注目技術:アニーリングマシン

企業情報化協会 常任幹事会 幹事
森 正弥氏

アニーリングマシンを推す。実現方法はCMOSでも量子でも構わない。AI(人工知能)による推測ではなく、最適解そのものを導き出すことができる。例えばデータが少なすぎると深層学習が適用しづらい。このような場面でアニーリングマシンは効果的ではないか。

法律上の証拠になり得るか

個人的注目技術:説明可能なAI

国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授/所長補佐
佐藤 一郎氏

説明可能なAIを推したい。AIの処理を人間に分かる形で表現するのが今後重要になる。現在は、深層学習の処理を推論する方法や可視化できるモデルを利用する方法の主に2種類があるが、どちらにしろ法律上の証拠としての価値があるのか議論になると思う。