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“現場のデジタルツイン”で意識も改革へ

 ケイ・フィールドや現場内モニタリングシステムによる遠隔管理は、「鹿島スマート生産ビジョン」の推進力となるシステムの1つだ。同ビジョンの実現に向けたコンセプトは、次の3つ。「全てのプロセスをデジタルに」「管理の半分は遠隔で」「作業の半分はロボットと」――。これらを達成するための建設テックの導入によって、現場の生産性を3割高めることを目指す。

鹿島が建築生産の革新を掲げて2018年に公表した「鹿島スマート生産ビジョン」のコンセプト図。「作業の半分はロボットと」「管理の半分は遠隔で」「全てのプロセスをデジタルに」の3つを柱に3割の生産性向上を目標に掲げる(資料:鹿島)
鹿島が建築生産の革新を掲げて2018年に公表した「鹿島スマート生産ビジョン」のコンセプト図。「作業の半分はロボットと」「管理の半分は遠隔で」「全てのプロセスをデジタルに」の3つを柱に3割の生産性向上を目標に掲げる(資料:鹿島)
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 目標達成のためには、BIMを基軸にデジタル化を徹底し、いかにしてデータを使い倒すかが重要になる。鹿島建築管理本部技術企画グループの武井昇次長は、「“現場のデジタルツイン”によって、ブラックボックスだった現場の慣習や人の経験などもデータとしてあぶり出す。現場の働き方そのものを変えるためにもデータを活用する。それが最も期待している効果だ」と話す。