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汎用的だがペアリングが必要なBluetoothキーボード

 キーボードとパソコンの接続方法は、有線と無線の2種類に分けられる。両方に対応する製品もある。

 有線で接続するタイプは、大半が接続にUSBを用いるものだが、「PS/2」という昔使われていたインターフェースを用いるキーボードもあるので注意しよう。ただUSB接続のキーボードを買うつもりで間違ってPS/2接続のキーボードを買ってしまった場合は、付属または別売りの変換アダプターを用いればUSBポートに接続できる。

 無線で接続するタイプには、「独自無線タイプ」と「Bluetoothタイプ」の2種類がある。前者はパソコンのUSBポートに専用の受信機を取り付けて使用する。

 独自無線タイプは、キーボードと受信機がペアリングされた状態で出荷されるため、接続設定は原則不要だ。有線キーボードのケーブル部分を無線に置き換えただけで、パソコンからは有線キーボードとして認識される。パソコンのUSBポートを1つふさぐため、USBポートが少ないノートパソコンで使いにくいデメリットがあるものの、OSに加えてBIOSやUEFI画面なども操作可能というメリットもある。

「K275」(ロジクール、直販価格は税込み1980円)は独自無線タイプの無線キーボード。付属する受信機(写真手前)をUSBに接続する必要がある
「K275」(ロジクール、直販価格は税込み1980円)は独自無線タイプの無線キーボード。付属する受信機(写真手前)をUSBに接続する必要がある
(撮影:スタジオキャスパー)
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 Bluetoothタイプは、パソコンにBluetooth通信機能があれば受信機を接続せずに使える。パソコンだけでなくBluetoothを利用できるスマホやタブレットでも利用可能だ。ただし「Mac専用」「iPhone/iPad専用」などと明記してあるBluetoothキーボードは、Windowsパソコンでは使えなかったり、使えてもかなり不便だったりする。もちろんその逆もある。対応するOSをよく確認しよう。

 Bluetoothキーボードの中には、キーボードに複数の機器とのペアリング情報を記録する「マルチペアリング」や、ショートカットキーや独自キーで接続機器を簡単に切り替えられる製品もある。これらは複数の機器で切り替えて使いやすい。

 一方でBluetoothキーボードには、初期設定が面倒というデメリットがある。最初に使い始める前に、必ずペアリング作業が発生する。

「Microsoft Bluetoothキーボード(QSZ-00019)」(日本マイクロソフト、直販価格は税込み6600円)は、Bluetooth接続のキーボード。パソコンにBluetooth機能があれば、ペアリングによって利用できる。スマホでも利用可能だ
「Microsoft Bluetoothキーボード(QSZ-00019)」(日本マイクロソフト、直販価格は税込み6600円)は、Bluetooth接続のキーボード。パソコンにBluetooth機能があれば、ペアリングによって利用できる。スマホでも利用可能だ
(撮影:スタジオキャスパー)
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ロジクールの「MX Keys」のようにマルチペアリングに対応したキーボードには接続先を切り替えるキーを備えており、複数の機器で使いやすい
ロジクールの「MX Keys」のようにマルチペアリングに対応したキーボードには接続先を切り替えるキーを備えており、複数の機器で使いやすい
(撮影:スタジオキャスパー)
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