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 ホンダが2020年2月21日に日本で発売した中型セダンの新型「アコード」は、先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」のセンサーを変更し、同システムの主要機能である自動ブレーキを、街灯がない環境下における夜間歩行者にも対応させた(図1)。

アコード
図1 新型「アコード」
(撮影:日経Automotive)
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 先代(9代目)アコードはADASのセンサーとして、単眼カメラ(日本電産エレシス製)とミリ波レーダー(デンソーテン製)を使っていた。初期のシステムであり、自動ブレーキは歩行者では昼間だけに対応し、夜間には対応できていなかった。

 10代目となる新型車でも単眼カメラとミリ波レーダーを使うが、調達先を変更して、自動ブレーキを街灯がない環境下における夜間歩行者にも対応させた。街灯がある場合よりも、高い検知性能が求められる。

 ホンダ車の自動ブレーキでは現在、軽自動車の「N-BOX」と「N-WGN」が、街灯がない環境下の夜間歩行者に対応している。センサーには、ドイツ・ボッシュ(Bosch)製の単眼カメラとミリ波レーダーを使う。新型アコードで採用した単眼カメラとミリ波レーダーも、ボッシュ製とみられる(図2、3)。

単眼カメラ
図2 単眼カメラ
フロントウインドー上部の室内側に装着する。(撮影:日経Automotive)
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ミリ波レーダー
図3 ミリ波レーダー
フロントグリル中央下部に取り付ける。(撮影:日経Automotive)
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