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 フィンランドNokia(ノキア)は2020年2月25日、4G/5G NR併用環境でネットワークスライシング機能を活用できる新ソリューション「Nokia 4G-5G Network Slicing」を発表した(Nokiaのプレスリリース)。プライベートや公共向けネットワーク上の、アプリケーションごとに分割された各スライスにて、4G、5G端末が自在に利用できる環境を提供する。同年夏の商業運用開始を予定している。

出所:NokiaのTwitter
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 Nokia 4G-5G Network Slicingは、端末から無線アクセスネットワーク、基幹ネットワーク、クラウド上のすべてのアプリケーションまで、プライベートネットワークや公共ネットワーク上でスライシングされた環境での快適なコネクティビティーを提供する。すべての4G/5G端末に対応し、マルチベンダー環境で動作するこのソリューションは、Nokiaの無線装置をはじめ、制御、管理、品質保証システムを備える各種ネットワーク関連製品に導入されている。

 既存のLTEやNSA(Non-Standalone)環境にて、ソフトウエアをアップグレードすることで適用準備が完了。これにより、通信事業者がLTEと5G NR両方を使ったネットワークスライシングビジネスを展開できるようになり、カバレッジを最大限に活用した新サービス提供が可能となる。今後は、SA(Standalone)にも対応していくという。

出所:Nokia
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 開発においては、オーストリアの通信事業者A1やフィンランドTeliaと連携。企業向け用途のほか、IoT、固定無線アクセス(Fixed Wireless Access)や各種アプリケーション、コンテンツサービス、プライベートネットワークでの監視や自動化などのユースケースを想定して開発されている。

 Software Defined Network(SDN)を使用したスライシングを行う顧客を対象に、実際の4G/5Gネットワーク環境下でのトライアルも開始。同社のクラウド環境下で動作する基幹ネットワーク「Cloud Packet Core」のスライシング支援機能や、SD-WAN(Software-Defined Wide Area Network、SDNを活用したWAN)の確認も行うとしている。