
韓国ハイテク最新動向
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テスラに採用か、サムスンが車載向けイメージセンサーで攻勢
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2021年7月13日、車載向けイメージセンサー「ISOCELL Auto 4AC」を発表した。同社は18年、ドイツで開催された国際自動車部品展示会にて車載向けイメージセンサー「ISOCELL Auto」のブランド名を公開していたものの、製…
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韓国が次世代電池覇権に3.8兆円投資、「K-バッテリー発展戦略」
韓国政府は2021年7月8日、30年に次世代2次電池の分野で世界トップを目指す「K-バッテリー発展戦略」を発表した。「K-バッテリー、世界をチャージする」というキャッチフレーズで、韓国をグローバル企業が協力できる次世代電池の研究開発と製造の先導基地とする。K-バッテリー発展戦略に合わせて韓国電池3…
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ファーウェイ排除で躍進のサムスン5G基地局、Open RANで加速
2021年6月28日から7月1日まで、モバイル業界最大級のイベント「MWC2021 Barcelona」(MWC)が2年ぶりに開催された。例年、スマートフォンの新機種発表で大きな注目を集める韓国Samsung Electronics(サムスン電子)だが、今回のMWCではオンライン出展でスマートウオ…
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サムスンがイメージセンサーで狙うソニー超え、業界最小を武器に
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)がイメージセンサーでソニーグループ(以下、ソニー)の牙城を崩そうとしている。サムスン電子は業界最小ピクセルサイズという5000万画素のモバイル向けイメージセンサーを新たに投入。積極攻勢をかけている。韓国メディアによると、現在倍近いソニーとサ…
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韓国通信3社の無人携帯ショップ、本人確認のDX化も後押し
韓国KTと韓国SK Telecom(SKテレコム)、韓国LG U+(LGユープラス)の通信3社が2020年後半から続々と開始した24時間365日営業の無人携帯ショップ。無人の携帯ショップ実現を、官民一体で進む本人認証アプリの活用などのデジタルトランスフォーメーション(DX)も後押ししている。
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韓国通信3社が続々開始、24時間無人携帯ショップの実態は?
1年以上続く新型コロナウイルスの感染拡大の中で、韓国の携帯ショップが激変している。韓国KTと韓国SK Telecom(SKテレコム)、韓国LG U+(LGユープラス)の通信3社が、24時間365日営業の無人携帯ショップを続々とスタートしているからだ。通信各社は、オンライン手続き後、スマートフォン(…
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世界覇権へ先手、韓国が「K-半導体戦略」 49兆円投資
韓国産業通商資源部(部は省に当たる)は2021年5月13日、韓国半導体産業の競争力強化を目指す国家戦略「K-半導体戦略」を発表した。30年に世界最高の半導体供給網を構築するというビジョンのもと、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)など民間企業が合計で510兆ウォン以上(約49…
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サムスンによるNXP買収説が再び浮上、Xデーは5月末か
韓国Samsung Electronicsによる車載半導体大手オランダNXP Semiconductorsの買収説が再び浮上している。サムスンは2021年1月、決算発表の場で3年以内に企業買収計画があることを明らかにした。それから韓国メディアは、買収先候補としてNXPのほか、米Texas Inst…
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アップルカー生産受託か、LGとマグナ合弁会社が注目される理由
米Apple(アップル)が開発中の電気自動車(EV)「アップルカー」の生産を誰が受託するのか――。2021年4月14日、複数の韓国メディアが韓国LG Electronics(LGエレクトロニクス)とカナダの大手自動車部品メーカーMagna International(マグナ・インターナショナル)の…
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スマホ撤退の韓国LG、差異化裏目で顧客離れ 車載電装に活路
韓国LG Electronics(LGエレクトロニクス)は2021年4月5日、同年7月31日に携帯電話事業部門の生産および販売を終了すると発表した。2画面スマホなど、独特の形状の製品を生み出すことで知られたLGエレクトロニクスだが、スマホ事業は長く赤字が続いていた。同社がスマホに代わって活路を見い…
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韓国電池3社、EV向け積極投資にもかかわらず株価急落のワケ
電気自動車(EV)の電池製造を増産すべく、2021年1〜3月に大規模な投資計画を明らかにした韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)と韓国SK Innovation(SKイノベーション)、韓国Samsung SDI(サムスンSDI)の韓国電池3社。だが各社の株価が21…
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EVリコール問題も意に介さず、韓国電池3社が打倒CATLへ積極投資
韓国Hyundai Motor(現代自動車)の電気自動車(EV)「Kona Electric」が電池の発火でリコールとなった件で、費用分担は現代自動車が3割、電池のサプライヤーである韓国LG Energy Solution(LGエネルギーソリューション)が7割とすることで合意したと韓国メディアが報…
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EV火災事故の原因はLGの電池か、韓国企業の争いでCATLに漁夫の利
韓国Hyundai Motor(現代自動車)は2021年2月23日、中型クロスオーバー電気自動車(EV)「IONIQ 5」を公開した。グループで展開するEV専用プラットフォーム「E-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を初めて適用した車種である。E-GMPは…
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「アップルの下請けはお断り」、プライド優先させた現代自動車
米Apple(アップル)の電気自動車(EV)「アップルカー」を韓国Hyundai Motor(現代自動車)が生産するという話は、どうやら頓挫したようだ。現代自動車と傘下のKia Motors(起亜自動車)は2021年2月8日、「我々はアップルと自動運転車の開発に関する協議をしていない」とのコメント…
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サムスンがテスラと5nm半導体開発か、買収候補にはルネサスも
車載半導体不足で世界の自動車メーカーが生産停止するなど、深刻な問題が起きている。そんな中、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は車載半導体への投資を加速させている。同社は米Tesla(テスラ)との連携を深め、最先端プロセスの半導体生産で先行する台湾積体電路製造(TSMC)を追…
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自動運転EV「アップルカー」は薬か毒か、試される自動車メーカー
2021年1月8日、韓国メディアは一斉に、韓国Hyundai Motor(現代自動車)と米Apple(アップル)が自動運転機能を持つ電気自動車(EV)「Apple Car(アップルカー)」の生産に向けて協議していると報道した。各社の報道内容をまとめると、アップルが現代自動車に対して24年までに米国…
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LGがEV用新型電池の量産を前倒し、テスラ向けにNCMA正極採用
韓国LG Chem(LG化学)の電池部門を分社したLG Energy Solution(LGエネルギーソリューション)が2020年12月1日、創立総会を開催し事業を始めた。電気自動車(EV)用新型電池を米Tesla(テスラ)などに前倒しで供給し、市場シェア1位を維持するための勝負に出る。
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電池や半導体で激化する日韓特許紛争、韓国は政府が企業支援
2次電池などの先端技術分野で、日韓企業の特許紛争が増えている。今後は、韓国が国産化を推進する半導体製造用材料でも同様の争いが広がるとの見方も出てきた。韓国は、主に中小企業を対象とした支援機関を新設し、将来的な特許紛争の激化に備えようとしている。
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GMのEVもリコール、電池大手のLG化学が迎えた試練
電気自動車(EV)用電池で高シェアの韓国LG Chem(LG化学)が試練を迎えている。同社製電池を搭載するEVが相次いでリコールとなり、さらに顧客の米Tesla(テスラ)が電池の内製化に本腰を入れ始めた。電池需要は増加が見込めるものの、戦略の見直しが必要になるかもしれない。
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現代自にボストン・ダイナミクスは操縦可能か、交わる期待と不安
ソフトバンクグループが傘下の米ボストン・ダイナミクスを韓国の現代自動車に売却するために協議中であると、報じられた。この報道を受けて韓国では期待が高まる一方、現代自動車がボストン・ダイナミクスを本当に“操縦”できるのか不安視する声も上がっている。