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 JR東日本は2020年3月14日に山手線として約50年ぶりとなる新駅「高輪ゲートウェイ駅」を開業する。新駅では「やってみよう」を掛け声に、駅案内や清掃のAI(人工知能)ロボットやQRコードの読み込みも可能な最新型改札機の導入など様々な新しい取り組みを進めている。その中で目玉となりそうなのが無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」だ。

高輪ゲートウェイ駅に開店する無人店舗「TOUCH TO GO」の外観
高輪ゲートウェイ駅に開店する無人店舗「TOUCH TO GO」の外観
(出所:TOUCH TO GO)

 TOUCH TO GOは弁当や菓子、飲料などを扱う小売店だ。2020年3月23日に高輪ゲートウェイ駅2階の改札内に開店する。運営するのは店舗と同名の企業、TOUCH TO GOだ。ベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップと、システムコンサルティングのサインポストが共同出資して設立した。

 60平方メートルの店舗で約600品目を扱う。小型のコンビニエンスストアの規模だ。TOUCH TO GOの阿久津智紀社長は店舗の特徴について「レジ業務を無人化しただけでなく、来店客にとっての買い物の利便性を向上させた」と説明する。

 店舗での商品購入の流れは次のようなものだ。店舗の入り口は出口と分かれている。入店は通常の店舗と変わらない。客は何もせず店内に入ることができる。店内では、商品を手に取って自分のかばんでもポケットでも好きなところに入れる。商品を手に持って移動しても構わない。購入する商品を全て持ったら、決済エリアに移動する。決済エリアは出口近くに2カ所ある。

 決済エリアにはタッチパネルディスプレーがある。客がその前に立つと、かばんやポケットに入れていたり手に持っていたりする商品が全て表示される。客が内容を確認して「Suica」などの交通系ICカードをかざせば決済は完了だ。店外に出ることができる。