新入社員が配属される季節がやってきた。これから仕事を始める新入社員は、慣れ親しんだスマホとクラウドサービスに加えて、PCも使いこなさなくてはならない。かつ、それらの使用ルールやマナーは学生時代とはかなり異なる。トラブルや事故を起こさずIT機器やサービスを使ってもらえるようにするため、新入社員に教えておくべきルールやマナーを解説する。

新入社員が配属される季節がやってきた。これから仕事を始める新入社員は、慣れ親しんだスマホとクラウドサービスに加えて、PCも使いこなさなくてはならない。かつ、それらの使用ルールやマナーは学生時代とはかなり異なる。トラブルや事故を起こさずIT機器やサービスを使ってもらえるようにするため、新入社員に教えておくべきルールやマナーを解説する。
スマホの普及に伴ってTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを使う人も珍しくなくなった。新入社員は学生時代からSNSで友人とコミュニケーションしてきた世代だ。SNSを使いこなす半面、あまりにも身近なため社会人としてうかつな投稿をしてしまうかもしれない。
インターネットを経由して利用できるクラウドサービスはとても便利だ。オンラインストレージやアプリケーション、データを処理するプラットフォームなど多様なサービスを手軽に利用できる。
個人でスマホを所有するのが当たり前になった現在、その扱いが悩みの種となっているIT管理者は多いだろう。特に今年入社してくる若者は、中高生のころからスマホを使っていた世代だ。何の疑問も持たずに、私物のスマホを業務に利用しようとするはずだ。
企業は情報という資産を持っている。これは顧客や取引先から信頼を得た上で預けられたものであり、その一部は社員のPCの中に保管されている。信頼を裏切らないようしっかりと管理しなくてはならない。
今どきの新入社員はスマホとともに青春時代を過ごしてきた世代で、PCはあまり使っておらず苦手という人も多い。また総じてデバイスは個人で占有できるものと認識しており、管理されていて利用ルールがあることをあまり理解していない。そこで今回は、新入社員に伝えておきたいPC利用の注意点を説明する。